海洋情報部トップ > 海の情報 > 海域火山データベース > 南日吉海山

海域火山データベース

南日吉海山
Minamihiyoshi Seamount

位置

緯度 経度 標高 点名 出典
23° 30.0' 141° 56.1' -84m 南日吉海山
(山頂火口の中央火口丘)
2001年海上保安庁測量 世界測地系

火山の概要
(日本周辺海域火山通覧より)

北日吉海山(日吉岡ノ場)
概位23°45'N,141°43'E 海図- 海の基本図-
頂部水深214m,玄武岩.
中日吉海山(日吉中ノ場)
概位23°37'N,141°47'E 海図- 海の基本図-
頂部水深159m,玄武岩.
南日吉海山(日吉沖ノ場)
概位23°30.0'N,141°56.1'E 海図W2130 海の基本図「南日吉海山」
"東京の南方約1,350kmに位置し,基部径約19km,比高約1,300mの円錐状を呈する成層火山である.
頂部は北西-南東方向に並んだ2つの火口から成り,北西側の火口内及び火口縁上に火口丘が形成している.現在活動的なのは火口内の中央火口丘である(水深84m).
火口の南東側には頂部の平坦な高まりがあるが、崩壊が進んでおり,活動時期はやや古いと考えられる.
北日吉海山-中日吉海山-八十八夜海山といった比較的大きな火山体、それぞれに付随する側火山体、周囲に分布する断層等の走向は全て北西-南東方向から南北方向を示しており,広域応力場を反映していると考えられる.
採取岩石の分析によって,南日吉海山はアルカリ岩から非アルカリ岩に及ぶ幅広い組成の岩石で構成されていることが明らかとなっており,山頂部分はアルカリ岩,側火山体は非アルカリ岩からなる傾向がある.
山頂最浅部は10a/m以上の磁化強度を示す."
(日本火山学会発行第四紀火山カタログより)火山名が完全に一致する場合のみ表示
火山名 別名 概要 火山地形 年代
南日吉海山 日吉沖ノ場 不明 成層火山 1975年8月25日 海底噴火
1976年2月 海底噴火  12月 硫黄湧出
1977年1-2月 変色水.
火山地形略記号の説明
LF:溶岩流 SC:火砕丘 Ca:カルデラ SC:成層火山(急斜面) SL:成層火山(緩斜面) LC:溶岩丘 LD:溶岩ドーム Ma:マール PF:火砕流台地 MK:火山岩頚 RP:火山性裾野・扇状地

有史以来の概略活動記録

(日本周辺海域火山通覧及び海域火山データベース活動記録より抜粋)
火山名 年月日 活動記録
南日吉海山
(日吉沖ノ場)
1975年(昭和50年)8月25日 海底噴火.海面の盛り上がりが消えた跡に直径25mの渦発生.
南日吉海山
(日吉沖ノ場)
1976年(昭和51年) 2月海底噴火.水深30m測得,夜爆発音を聞く
南日吉海山
(日吉沖ノ場)
1976年(昭和51年)12月 硫黄湧出.
南日吉海山
(日吉沖ノ場)
1977年(昭和52年)1月 大規模な変色水
南日吉海山
(日吉沖ノ場)
1990年(平成2年)5月 測量船「昭洋」,自航式ブイ「マンボウ」による測量の結果によると最浅水深97m.
南日吉海山
(日吉沖ノ場)
1992年(平成4年)2月 変色水
南日吉海山
(日吉沖ノ場)
1996年(平成8年)1月 変色水

画像コンテンツ

掲載している資料は、出典を明記してご利用ください.
海底地形図 鳥瞰図1 鳥瞰図2 海底音響画像図 全磁力異常図 磁化強度分布図
フリーエア重力異常図 ブーゲー重力異常図 地震波探査測線図 地震波速度構造図 音響基盤深度図  
 

活動写真

海上保安庁が撮影した写真は、出典を明記してご使用ください.海上保安庁以外の機関等で撮影された写真の無断転載を禁じます.
1977/1/12 1977/1/10

海上保安庁 撮影
変色水が湧出.

海上保安庁 撮影
円形に変色水が湧出.

「南日吉海山」活動記録

年月日 時間 記事 観測機関
2013/3/8 11:55頃 変色水を認めず。 海上自衛隊
2012/12/11 11:38頃 変色水を認めず。 海上自衛隊
2012/6/15 10:50頃 変色水を認めず。 海上自衛隊
2012/3/9 13:45-13:47 変色水を認めず。 海上保安庁
2011/11/16 09:45-09:45 変色水を認めず。 海上保安庁
2011/2/8 11:07-11:09 変色水を認めず。 海上保安庁
2010/12/18 変色水を認めず。 海上保安庁
2010/9/29 09:56-09:57 変色水を認めず。 海上保安庁
2010/9/17 12:23 変色水を認めず。 海上自衛隊
2010/6/17 12:19 変色水を認めず。 海上自衛隊
2010/4/14 12:32 変色水を認めず。 海上自衛隊
2010/2/4 12:00 変色水を認めず。 海上自衛隊
2009/12/24 11:58 変色水を認めず。 海上自衛隊
2009/12/24 10:00-10:02 変色水を認めず。 海上保安庁
2009/9/28 11:57 変色水を認めず。 海上自衛隊
2009/6/22 12:21 変色水を認めず。 海上自衛隊
2009/4/21 12:14 変色水を認めず。 海上自衛隊
2009/2/26 14:15-14:16 変色水を認めず。 海上保安庁
2009/2/20 11:47 変色水を認めず。 海上自衛隊
2008/12/10 11:23 変色水を認めず。 海上自衛隊
2008/9/10 11:43 変色水を認めず。 海上自衛隊
2008/7/20 11:38-11:39 変色水を認めず。 海上保安庁
2008/4/17 11:44 変色水を認めず。 海上自衛隊
2008/2/20 12:03 変色水を認めず。 海上自衛隊
2008/2/12 15:56 変色水を認めず。 海上保安庁
2007/12/19 10:55-13:40 変色水を認めず。 海上自衛隊
2007/7/11 10:29-10:38 変色水を認めず。 海上保安庁
2007/7/11 10:29-10:38 変色水を認めず。 海上保安庁
2007/6/25 11:36-13:17 変色水を認めず。 海上自衛隊
2007/4/27 12:00 変色水を認めず。 海上自衛隊
2007/3/20 14:01-14:04 変色水を認めず。 海上保安庁
2007/2/19 11:34 変色水を認めず。 海上自衛隊
2007/1/23 09:07-09:10 変色水を認めず。 海上保安庁
2007/1/19 11:41 変色水を認めず。 海上自衛隊
2006/12/11 11:35-12:18 変色水を認めず。 海上自衛隊
2006/11/15 11:51 変色水を認めず。 海上自衛隊
2006/10/27 1330 変色水を認めず。 海上自衛隊
2006/9/28 12:21 変色水を認めず。 海上自衛隊
2006/8/25 11:56 変色水を認めず。 海上自衛隊
2006/6/20 10:55-13:34 変色水を認めず。 海上自衛隊
2006/5/9 10:55-12:19 変色水を認めず。 海上自衛隊
2006/4/7   変色水を認めず。 海上自衛隊
2006/2/17   変色水を認めず。 海上自衛隊
2006/1/13   変色水を認めず。 海上自衛隊
2005/12/22   変色水を認めず。 海上自衛隊
2005/10/27   変色水を認めず。 海上自衛隊
2005/9/15   変色水を認めず。 海上自衛隊
2005/7/15   変色水を認めず。 海上自衛隊
2004/9/21   変色水を認めず。 海上自衛隊
1997/7/28   変色水等の異常現象を認めず。 海上自衛隊
1996/1/12 11:55頃 23-28.2N,141-52.7Eから南方向に長さ約6km、幅約500m~1000mの薄い黄緑色の変色水が認められた。 付近に顕著な浮遊物は認められなかった。 海上保安庁
1996/1/11   濃い緑色の湧出点を持つSW方向へ約500mの扇形緑色変色水を視認。 海上自衛隊
1996/1/11 11:55,14:18 11h55mころ23-30N、141-56E(山頂)付近に、半径約100mの緑色の変色水が認められた。 14h18mには変色域は、南西方向に約500m拡散していた。 海上自衛隊
1992/3/4   変色水域あり。湧出点直径100m、幅300m、長さ800m、方向050、緑色。湧出周期不明。 海上自衛隊
1992/3/2 09:43 "南日吉海山北東2n.m.(N23-32,E141-56)において2日09:43(JST)に変色水域を視認。 この位置より東北東方向(071方向)に幅約270m、長さ約4,700mで広がっている。 色はあまり濃くない。
Mad(磁気探知装置)による調査の結果、(海底)地形雑音の変化は認められるが 上記ポイント上空において特に大きな変化は見られない。BT(投下式海水温度測定装置)測定の結果は次のとおり。 上記ポイント及び変色していないポイント(N23-35,E141-54)の2点で測定した。
計測値は表層水温25.2℃、等温水深約150m(450ft)、測定水深約330m(1,000ft)で2点のデータはほぼ同一であり水温等の差異は認められず。"
海上自衛隊
1992/2/28   幅約700m、長さ1kmの淡黄緑色の変色水域あり。 海上保安庁
1992/2/27   硫黄色の変色水域あり。 第三光栄丸
1992/2/12   変色水域あり。緑色で西に流れる。 海上自衛隊
1978/3/24   直径7kmの半月状変色水域、色は乳白色。そこから南に約18kmの地点に幅約450m、長さ3.6kmの乳白色変色水域。 海上自衛隊
1978/2/23   薄い緑色変色水域、幅1.8km、長さ3.6km。 海上自衛隊
1978/1/26   薄い緑色変色水域、幅1.8km、長さ7km程度のものが4本平行して存在。 海上自衛隊
1977/3/28   島影を認めず。変色水域100mが乳白色、その周辺500mはうす茶色。さらにうす茶色の変色水が200°方向に長さ3カイリ、幅5カイリの扇状で存在。 海上自衛隊
1977/3/27   新島3つ発見?最大のものは径1kmくらい。 日本航空
1977/3/26   変色水直径約900m、300°~360°方向に長さ1.8kmのうす茶色の変色水。 海上自衛隊
1977/2/24   湧出点不明瞭、中心茶褐色、周囲黄褐色から緑。北北西方向に幅約600m、長さ約2.5kmの変色水。 海上保安庁
1977/2/18   湧出点はコバルトブルーで大きさ20m。活動は不活発。変色水域は幅約500m、長さ1400m。 海上自衛隊
1977/2/11   変色水の色は湧出点から1400mまでは黄緑色、そこから先は緑色。 海上自衛隊
1977/2/3   変色水の色は湧出点から1400mまでは黄緑色、そこから先は緑色。 海上自衛隊
1977/1/28   直径約900mの西に帯状に連なる乳白色~黄色の変色水。 海上自衛隊
1977/1/26   幅300mの濃い乳白色の変色水。60°方向に幅450m、長さ1100mの緑色変色水域。 海上自衛隊
1977/1/12   日航機のレーダーエコーの位置付近には異常を認めず。変色水域は数カ所の湧出点から幅約1000m、長さ3.5~5.5km。 さらに2すじの長さ約50kmの変色水。 海上保安庁
1977/1/11   3個くらいのレーダーエコーを認める。10日に比べて噴火活動低下。半径約1カイリ内に数カ所存在。 日本航空
海上保安庁
1977/1/10   幅1000m、長さ5500mで中心部は薄い黒色、そのまわりは乳白色~黄褐色。その周りに半径3~4カイリの薄い変色水。 4個くらいのレーダーエコーを認める。 日本航空
海上保安庁
1977/1/9   直径9~10kmにわたって海水黄緑色に変化。 日本航空
1976/12/20   硫黄湧出。水深30m。 第33共栄丸
1976/2頃   水深30mを測深。夜爆発音を大小10回くらいきく。 第33共栄丸
1975/8/25   海底爆発を1回見る。海面が盛り上がり、消えたあとには直径約25mの渦が発生。2度にわたり衝撃音をきく。 第8光賞丸

鳥瞰図および平面図作成に使用したデータのうち、陸域部分のデータについては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである.(承認番号 平15総使、第159号)