平成16年1月13日
海上保安庁

日韓水路技術会議の開催について

 平成14年から延期となっている「第14回日韓水路技術会議」を、平成16年1月15日(木)、16日(金)、海上保安庁海洋情報部において、海上保安庁と韓国国立海洋調査院との間で開催します。本会議においては、潮流観測、漂流ブイによる海流観測、電子海図等についての技術的情報の交換を行う他、日本海の呼称に関しても協議が行われる予定です。詳細は下記のとおりです。

1.期日

  平成16年1月15日(木)〜16日(金)

2.場所

  海上保安庁海洋情報部庁舎内会議室

3.議題

  潮流観測、漂流ブイによる海流観測、電子海図等についての技術的情報の
 交換を行う他、日本海の呼称に関しても協議を行います。

4.出席予定者

(1)海上保安庁

   西田英男海上保安庁海洋情報部長他

(2)韓国国立海洋調査院

   金炯男(キム・ヨンナム)国立海洋調査院長他7名

5.その他

(1)日韓水路技術会議について

   日韓水路技術会議は、日韓両国の海図作成機関である海上保安庁と韓国
  
国立海洋調査院の技術的情報の交換等を目的として、平成元年より毎年日
  韓で交互に開催されています。

(2)第14回日韓水路技術会議開催に至る経緯

  @ 第14回日韓水路技術会議は、当初平成14年12月に開催し、その
   中で日本海の呼称に関する協議を行うことを予定していましたが、韓国
   側が「日本海の呼称に関する議論については日本側が譲歩案を示すこと
   が前提でなければ議題とすることには応じられない」旨を通報してきた
   ことにより延期となっていました。

  A 海上保安庁では、我が国の立場に則った上で、この問題についての技
   術的・専門的観点からの議論が開始されるよう、韓国側に対して働きか
   けを行ってきた結果、今回の開催が合意されるに至りました。

(3)今次会議においては、潮流観測、漂流ブイによる海流観測、電子海図等
  についての技術的情報の交換を行う他、韓国が強い異議を唱えている日本
  海の呼称について、技術的・専門的側面についての我が国の主張を改めて
  展開し、引き続きこれまでと同様、日本海の呼称の単独明記が維持された
  形での海洋の名称に関するガイドライン「大洋と海の境界」(S−23)
  第4版の早期刊行が実現するよう求めることとしています。

※ 「大洋と海の境界」(S−23)について

  国際水路機関(IHO)が刊行している、世界各国の海域の範囲と標準的
 な名称を記載したガイドラインであり、1928(昭和3)年に初版が、1
 937(昭和12)年に第2版がそれぞれ刊行され、現在1953(昭和2
 8)年に刊行された第3版が使用されており、IHOにより、第4版の刊行
 に向けた改訂作業が行われている。日本海の名称については、初版以来「日
 本海(Japan Sea)」が採用されている。