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北海道周辺の海峡と水道

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◎北海道周辺の海に関するいろいろな話を提供します。

提供:海上保安庁 第一管区海上保安本部

海峡とは、陸地が迫って狭くなった水域で狭い通路。水道とは、水の流れる道、船の通り道を意味しているが、その間には本質的な相違はなく海洋情報部でも区別はしていない。

宗谷海峡

 北海道とサハリンを隔てる海峡で日本海とオホーツク海を結ぶいわゆる国際海峡でもある。宗谷岬とサハリン南端の西能登呂岬間の海峡幅は約43キロメートルで海峡内の水深は30〜70メートルと浅い。対馬暖流の末流の一部が宗谷暖流となって宗谷海峡に入っている。この海峡は、フランスの航海家「ラ・ペルーズ」が世界周航の探検航海に途次、1787年8月11日(江戸時代後期、天明7年)日本海からオホーツク海へ初めて通過したことから国際的にはラ・ペルーズ海峡とも呼ばれている。

津軽海峡

 北海道と本州を隔てる海峡で、日本海と太平洋を結ぶいわゆる国際海峡でもある。太平洋側の尻屋埼と対岸の恵山岬との間を東口とし、日本海側の竜飛埼と対岸の白神岬との間を西口とする東西の長さ約90キロメートル、西口および下北半島の大間埼と渡島半島東南端の汐首岬の間が最も狭くともに約20キロメートル、その他の場所では約55キロメートルの幅がある。この海峡は起伏に富み、中央部に西〜東に延びる水深200〜400メートルの津軽海盆があり、西口付近には水深326メートルの田山海盆がある。

根室海峡

 北海道東岸と北方領土の国後島との間にあり、根室半島納沙布岬と国後島の南端ケラムイ埼との間を南口とし、知床岬とその東北東方の国後島ルルイ岬との間を北口とする。海峡の全長は約130キロメートル、南部には根室湾があり、海峡の最狭部は野付水道付近で国後島とは約17キロメートルの距離である。水深は南口の南半分は20〜30メートルあるが、南口北半分は10メートル以下の浅所が多く、それから北は急に深さを増し、北口中央部では、2,400メートルを超える。海峡中央部の野付水道では上げ潮流は南東方へ、下げ潮流は北西に流れ、流速はそれぞれ1ノット程度である。

奥尻海峡

 渡島半島西岸と奥尻島の間にあり、渡島半島の帆越岬と奥尻島の稲穂岬を北口とし、南口は渡島半島のポンモシリ岬と奥尻島の青苗岬である。海峡の最狭部は約18キロメートル、中央部の水深は400〜1,000メートルである。この海峡では海流の方向がはなはだ不規則で、夏季には偏北流をみることが多い。流速は偏北流0.3〜1.5ノット、偏南流0.2〜1.0ノットである。

利尻水道

 宗谷支庁西岸と利尻島の間にあり、海峡最狭部は約19キロメートル、中央部の水深は30〜70メートル台である。水道内では北東方に流れる海流があり、夏季には流れの勢いが強く、1〜1.5ノットに達するが、特に南西風が強い時には流れの勢いが強い。

礼文水道

 利尻島と礼文島の間にあり、水道の幅は約10キロメートル、中央部の水深は60〜70メートル台で北東に流れる海流がある。

野付水道

 野付半島の野付埼と国後島南西端の間に位置し、根室海峡の最狭部である。幅は約17キロメートルあるが、両側に浅瀬が多く、また、水道中央にも浅瀬があるため水深5〜10メートルの可航幅は約2〜4キロメートルに過ぎない。上げ潮流は南東方へ、下げ潮流は北西方に流れ、流速はそれぞれ1ノット程度である。

国後水道

 国後島と択捉島を分け、太平洋とオホーツク海を結ぶ短い水道で幅約22キロメートル、水深が深く最大水深は484メートルである。この水道では上げ潮流は南方へ、下げ潮流は北方へ流れ、流速はあまり強くないようであるが、夏季には強い南向海流があって沿岸付近を除き、潮流を圧して終日南方へ流れ、その最強流速は5ノットに達することがある。

色丹水道

 歯舞諸島北東端の多楽島と色丹島の間にある水道で幅約22キロメートル、水道中央西寄りに天城礁(2.4メートル)およびカナクソ岩がある。夏季の観測によれば、通常上げ潮流は南方へ、下げ潮流は北東方に向かうが、その流速は必ずしも一定しない。

 

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