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離岸流

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離岸流とは

 岸から沖へ向かって流れる海水の流れのことで、その流速は毎秒2mに達する場合もあります。(毎秒2mはオリンピックの水泳、自由形金メダリストが泳ぐ早さとほぼ同じです。) 離岸流は、海岸線のどこでも起こる可能性があり沖へ数十メートルから数百メートルに及ぶことがあります。幅は10~30メートル程度とあまり広くないのが特徴です。

 

離岸流に流された場合

 ・離岸流に巻き込まれても慌てない。(流れに逆らって泳がない)

 ・岸と平行に泳ぐ。

 ・沖向きの流れから抜け出せたら、岸に向かって泳ぐ。

※離岸流の範囲は狭いため、それを抜けると沖に流されなくなる。

 

離岸流が発生しやすい場所は

 ・海岸が太平洋や日本海等の外洋に面しているところ

 ・遠浅で海岸線が長いところ

 ・波が海岸に対して直角に入る海岸

 以上の3つを充たしている海岸で発生しやすいです。



 ドローンによる離岸流の撮影(第十管区海上保安本部 日向保安署 平成28年撮影  日本水路協会作成リーフレット(離岸流河口流
 鹿児島大学水産学部 西 隆一郎 教授   日本水路協会作成啓発用VIDEO(低画質(16MB)高画質(62MB)
 ご専門:海洋環境工学、水産海洋学  離岸流の抜け出し方PDF(第八管区海上保安本部作成
 これまで海上保安庁と共同の離岸流調査を何度も実施されています。  海岸付近の流れについて~離岸流を中心として~
                  (PDFファイル(2.9MB))
 リーフカレントについて(第十一管区海洋情報部作成HP