潮名(大潮・中潮・小潮・長潮・若潮)について

 昔から海で仕事をしている人、釣りをする人達の間では、潮の満ち引きの大きさなどの状態を 表現する用語として「大潮・中潮・小潮・長潮・長潮・若潮」と言う潮名が使われています。
 釣り雑誌社、漁業者、釣り船関係者の間で使用されている潮名は下記のとおりです。
旧暦(日)1〜23〜67〜9101112〜1314〜1718〜2122〜2425
潮 名大 潮中 潮小 潮長 潮若 潮中 潮大 潮中 潮小 潮長 潮
旧暦(日)2627〜2829〜30
潮 名若 潮中 潮大 潮

 用語について

大 潮潮の干満差が大きい状態で、新月(旧暦の1日頃)や満月(旧暦の15日)の前後数日間のこと。
中 潮大潮と小潮の間の期間で、旧暦の3〜6日、12日から13日、18日〜21日頃のこと。
小 潮潮の干満差の小さい状態で、月の形状が半月になる上弦(旧暦の8日頃)や下弦(旧暦の22日頃)の前後数日間のこと。
長 潮上弦、下弦を1〜2日過ぎた頃、干満差が一段と小さくなり、満潮・干潮の変化がゆるやかでだらだらと長く続くように見える小潮末期のこと。
若 潮小潮末期の(長潮)を境に大潮に向かって、潮の干満差が次第に大きくなってきます。このように潮が再び大きくなる状態を「潮が若返る」と言うことで、長潮の翌日を「若潮」と呼んでいます。

 なお、これらの潮はあくまでも大まかな目安であり、場所、気象と日時などによって潮の干満差 が異なること があります。正確な潮の時刻と高さの予報値は海上保安庁発行の「書誌第781号  潮汐表第一巻 日本及び付 近」に掲載されていますのでご利用ください。  この書誌は、水路図誌販売所で販売しています。

 離岸流(Rip current)

 海岸近くの海水の流れは、海岸・海底の地形、天候等の影響を受けて次のような流れが発生します。沖合から岸に向かう波が粋波となって海水が岸に運ばれる。この海水が岸から引き返す際、地形の影響で砕波帯の沖合いまで伸びる幅の狭い強い流れが起きることを離岸流という。
 この流れにつかまったときは、岸に平行に泳ぐか、沖合までいき流れが弱くなったところで強流帯を離れ岸に向かい泳ぐことが肝要である。