安全なマリンレジャーのための情報



■ ■ ■啓発用動画■ ■ ■

リガン竜を知ろう!
〜離岸流から身を守るために〜
釣り中の安全管理について
〜正しいライフジャケットの着用〜
近年では、海に川のような流れが発生する現象が注目され、この流れが海水浴中の事故を引き起こしやすいことが分かってきました。

これは、離岸流(りがんりゅう)により発生します。

離岸流による事故に遭わないためには、離岸流を知ることから始まります。
第三管区マリンレジャー安全推進室では、離岸流を知るために、ビデオ(リガン竜を知ろう!〜離岸流から身を守るために〜)を作成しました。

離岸流の概要は以下でもご覧頂けます。
釣りなどのマリンレジャーを楽しむ場合は、万が一誤って海中に転落した場合でも、浮いていれば助かる確率が高くなります。

海上保安庁、第三管区海上保安本部、水産庁が協力して、ライフジャケット着用の必要性や重要性を知って頂くための動画を作成しました。
 
動画(約8Mbyte)
9分28秒
[右クリック→対象をファイルに保存]でダウンロードできます。
 
動画(15分00秒)

※容量の都合上、本ページからはダウンロードできません。
鮮明な動画を希望の方は最寄りの海上保安部署へご連絡ください。
なお、郵送サービスは実施していません。枚数に限りがあるため、空のDVDをお持ちいただき、その場で複写する方法となります。
先ずは、ご連絡下さいますようお願いします。


■ ■ ■離岸流について■ ■ ■

離岸流って何?

岸から沖へ流れる、海水の流れのことです。
ときに、とても強い流れになるため、一旦この流れに乗ってしまうと、逆らって泳ぐことはとても困難です。


離岸流に乗ってしまったら?


(状況により対処法が異なることがありますが、一例としてあげています。)

離岸流は、オリンピック選手でもその流れに逆らって泳ぐことが難しいほど強いながれです。
そのため、大事なことはまず、
@落ち着くこと!
決して流れに逆らって泳がないことが大事です。
次に
A岸と平行に泳ぐ!
離岸流の幅はわずか10〜30mだからすぐに抜け出せると考えられています。
離岸流から抜け出せたら、次は
B岸に向かって泳ぐ!
でも泳ぎが得意でない人は、
あわてず落ち着いて、流れが弱くなるまで待って、救助を待つといいよ!
離岸流の仕組み

海岸では、離岸流のほかにも、岸に沿って流れる沿岸流や岸に向かって流れる向岸流などが発生します。
これらの3つの流れにより、海水は岸と沖の間を循環しています。



海水浴を楽しむ方へ 
 楽しい海水浴!!
 しかし、海水浴場はプールと違って、急に足がとどかなくなったり、
 波や流れに巻き込まれたりして、油断すると溺れるなどの事故につながります。
 楽しい海水浴にするために次の4点を心がけてください。

遊泳禁止場所では泳がない
   遊泳禁止区域は、いざという時に助けてくれる監視員がいません。
   海水浴は安全で監視委員がいる「海水浴場」で泳ぎましょう。

遊泳禁止発令時は泳がない
   「海水浴場」では風や波が強い時は、
   危険なために遊泳禁止発令(赤旗)が出されます。
   発令時には泳ぐことはやめましょう。    
   このようなときに「海水浴場以外」で泳ぐことは
   監視員がいないので更に危険です。 
   絶対にやめましょう。

海水浴場の開設期間に泳ごう
   開設期間外の海水浴場には監視員がいません。
   残暑が続く夏は、開設期間と監視員の存在を確認して泳ぎましょう。

飲酒したら泳がない
   飲酒により危険に対する注意力が鈍くなることによる事故多く、
   生死にかかわる事故が後を絶えません。
   飲んだら泳ぐな!泳ぐなら飲むな!を徹底してください。

海の恐さを知ろう
   遊泳が許可されている海水浴場でも、離岸流が発生します。   
   このような情報は監視員がよく知っています。
   事前に、監視員から情報を得ることで
   事故を回避できる可能性が高くなります。

無理をしない
   泳力を過信する等無理をせず、
   少しでも体調不良や危険を感じたら泳がないようにしましょう。

    




釣り、ヨット、ミニボートなどを楽しむ方へ

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