平成17年11月24日
第五管区海上保安本部



海洋調査機関による連絡会の開催
−第35回南海・瀬戸内海洋調査技術連絡会−



 第五管区海上保安本部では、平成17年12月8日〜9日に神戸第2地方合同庁舎本館4階第4会議室において、第35回南海・瀬戸内海洋調査技術連絡会を開催します。

 本連絡会は、主として紀伊半島から四国にかけての本州南方及び瀬戸内海域で海洋調査に携わっている27機関が参加し、調査計画や調査成果等の情報を交換し、相互に利用を図ることを目的に関係機関が持回りで年1回開催しており、本年度は、当本部が当番機関として会議を主催します。

 会議は、1日目は各機関から本年度の海洋調査経過報告及び来年度の実施計画の報告、2日目は業務紹介及び調査研究発表となっています。





本年度の海洋調査経過報告及び来年度の実施計画の報告の実施機関(27機関)


○神戸海洋気象台
○第五管区海上保安本部
○第六管区海上保安本部
○水産総合研究センター瀬戸内海区水産研究所
○水産総合研究センター中央水産研究所(高知庁舎)
○海上自衛隊呉地方総監部
○海上自衛隊阪神基地隊
○海上自衛隊小松島航空隊
○産業技術総合研究所中国センター
○国土交通省近畿地方整備局
○国土交通省中国地方整備局(資料のみ)
○国土交通省四国地方整備局
○国土交通省九州地方整備局(資料のみ)
○和歌山県農林水産総合技術センター水産試験場
○大阪府立水産試験場
○兵庫県立農林水産技術総合センター水産技術センター
○岡山県水産試験場
○広島県立水産海洋技術センター(資料のみ)
○山口県水産研究センター内海研究部
○徳島県立農林水産総合技術支援センター
○香川県水産試験場
○愛媛県中予水産試験場
○愛媛県水産試験場(資料のみ)
○高知県水産試験場
○福岡県水産海洋技術センター豊前海研究所(資料のみ)
○大分県農林水産研究センター水産試験場
○大分県農林水産研究センター水産試験場 浅海研究所(資料のみ)



業務紹介・調査研究発表(18題)




@淀川河口における海洋観測


林美鶴(神戸大学)

ADBFレ-ダ-による大阪湾流況観測


西田修三(大阪大学)

B全国海の再生について


久保一昭(海上保安庁)

C大阪湾再生に向けた一斉調査について


山野智志(近畿地方整備局)

D三次元シミュレ-ションによる大阪湾の流動解明


中辻啓二(大阪大学)

E大阪湾における動植物プランクトンの現存量および生産量と転送効率


樽谷賢治・新村陽子・手塚尚明(瀬戸内水研)
花村幸生(国際農林水セ)

F大阪湾の海岸構造物における付着生物


湯浅一郎・星加章(産総研中国センタ-)

G瀬戸内海の栄養水準の長期変動


藤原建紀(京大農)、中嶋昌紀(大阪府水試)
堀豊(兵庫水技セ)、小橋啓介(岡山水試)
田村勇司(大分県海洋水研セ)

H気象庁「海洋の健康診断表について」


高槻靖(気象庁)

I愛媛県菊間町沖の測量船における潮流観測について


佐伯充敏(第六管区海上保安本部)

J日本南海海域における海洋気象情報について


習田恵三(神戸海洋気象台)

K紀伊半島潮岬の東西における水温モニタリング


清水学・渡慶次力・秋山秀樹(中央水研)
中地良樹(和歌山水試)

L周防灘における栄養塩及び粒状懸濁物の季節変動


中嶋さやか・井関和夫(広島大学)
浜口昌巳(瀬戸内水研)

M明石海峡における渦の発生について


難波徹・坂口澄雄(第五管区海上保安本部)

Nアマモ種子の輸送解析-海面浮遊物の追跡-


谷本照己・高杉由夫・星加章(産総研中国センタ-)

O四国地方整備局管内における海洋調査に関する報告


宮本裕輔(四国地方整備局)

P日本海洋データセンター活動報告


久保一昭(海上保安庁)

Q瀬戸内海の潮流情報を用いた航海時間推定システムの開発


佐藤敏(第五管区海上保安本部)
佐々木孝・鈴山宏(ア-ク情報システム)
桑木野文章(日本水路協会)