※潮流表形式での提供は平成26年12月をもって終了しました。


明石海峡 海図

 潮流の主流は、海峡の中心線上で海峡の幅の約1/3の幅です。

 中央主流 は、大潮期の最強流速 が7ノットを越えることがあります。

 この中心線の北側は、岸に向かうに従って 流速は小さくなるが、主流との潮時の差は小さい 。

 主流の南側は、 激潮を生じる 所があり、淡路島北端の松帆埼付近は比較的流速が大きく、潮時は中央主流より20〜50分早い。

 松帆埼の東南東方1.3海里付近における潮流は、中央主流とほぼ同時に転流 し、流速は約1.4倍 です。

 南側の松帆埼東側(岩屋の北側) では、東流最強のころから反流 を生じ、以後、その規模を広げて中央部より早く転流します。

 この付近では、西流末期にも反流が見られ、松帆埼の西側沿岸でも西流最強時に反流が生じるようです。

 明石海峡西部のセメント磯 沖合には、地元で「イアイニチ」と呼ばれる三角波 が発生し、小型船の航行を困難にし、警戒 を要します。

 この三角波は、冬季、西〜北西の風(6〜10m/s)が吹くときで、西流から東流に転流する頃に多く発生し、持続時間は30分〜2時間でセメント磯付近からしだいに東に移動 します。

 下の図は、海上保安庁刊行の「潮流図」記載ページの一例です。
 潮流図は、春や秋の平均的な大潮期における平均の流向・流速を時刻別に表示した図集で、東京湾、大阪湾をはじめ潮流の激しい海峡・瀬戸・水道・灘などの主要海域について12版(平成24年11月現在)刊行されています。
西流最強
 ○潮流推算地点の「西流最強時」及び「東流最強時」の潮流を示しています。
 ○他の季節及び期間においては、流続時間及び流速に増減がありますが、流向に大差はありません。
 ○図中の矢符は、海面下約5mの流向及び流速を表しています。

東流最強


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参考資料: (海上保安庁刊行)

瀬戸内海水路誌(平成11年3月刊行)
明石海峡潮流図(平成11年3月刊行)
平成14年潮汐表第1巻