初日の出の時刻は? 

 毎年、年末になると新聞・テレビ・ラジオなどで、各地の正月の初日の出の時刻が取り上げられます。
 今回は、正月のスケジュールの参考として、初日の出について解説します。
 初日の出の時刻は、年・場所及びその地の高さによっても違いがあります。このうち年による違いはせいぜい1分前後ですから、
実用上はほとんど同じと考えてもよいでしょう。次に場所による違いを、下図に示しました。本図は、瀬戸内海及びその付近における
2003年(平成15年)の初日の出の時刻を1分毎に表したもので、この図を使用すれば各地の初日の出の時刻を知ることができます。
 ただしこの時刻は、眼高(目の高さ)4.6mの高さから見て、地平線から太陽が昇る時刻となっていますので、実際は見る場所の高さ
によって違ってきます。高い場所ではこの時刻より早くなります。
 この高さによる違いは、緯度によっても変わりますが、ここでは、瀬戸内海のほぼ真中の北緯34度20分(例えば、広島・高松付近)
付近における高さによる違い(早くなる時間)を下表に示しました。
 また、初日の出の見える方向は、瀬戸内海地域においては、真北を0度として右回りに117度〜118度(ほぼ東南東の方向)となって
います。
 このほか、初日の出の方向に高いビルや山などの障害物があれば、当然日の出の見える時刻が遅くなります。
 以上の事を考慮して、初日の出を見る場所や時間の計画を立てて下さい。
 ただし、当日の天気が良いことが一番重要な条件ですが?

◎2003年(平成15年)の初日の出の時刻図(注:この他の年でもほぼ同じである)
◎ 見る場所の高さと、
  日の出が早くなる
時間との関係

高 さ(m) 時間(分)
100
250
400
800
1200
1700
 
(例)呉市東方の野呂山(839m)では約4分、坂出市南方の讃岐富士と呼ばれている飯野山(422m)では約3分、それぞれ早くなります。