「音戸ノ瀬戸」の潮流について


 音戸ノ瀬戸は、呉市の音戸町と警固屋町との間にある狭水道です。ここは、安芸灘と広島湾北部の間を航行する際の最短コースであり、多くの小型船が通航しています。しかし、この瀬戸は、幅が狭く湾曲しており見通しが悪く潮流も強いので通航するのに充分な注意が必要です。ところで、音戸ノ瀬戸の潮流は、 特異な流れの変化をします。その概況を述べて見ましょう。

 南流(北から南への流れ)
 呉の潮汐で低潮になった時から約1.5〜2時間後に南流が始まります。それから約1.5時間後に1回目の最強流速に達します。(大潮期には、約4ノット、小潮期には、約2ノット)その後いったん流速が減じ約 3.5時間後に最も弱くなり(流れが止まったり、逆の流れになることがある)その後、再び南流の速度が強くなり約4〜5時間後に2回目の最強流速に達します。(大潮期には、約3〜4ノット、小潮期には、約2ノット)その後は流速が減じ南流が開始してから約6時間後に流れが止まり北流が開始されます。

 北流(南から北への流れ)
 北流は、呉の潮汐で高潮から約1.5〜2時間後に始まります。その後1.5時間後に1回目の最強流速に達します。(大潮期には、約4ノット、小潮期には、約2〜3ノット)その後いったん流速が減じ約3.5時間後に最も弱くなり(流れが止まったり、逆の流れになることがある)その後、再び北流の速度が強くなり約4〜5時間後に 2回目の最強流速に達します。(大潮期には、約3〜4ノット、小潮期には、約2〜3ノット)その後は流速が減じ 北流が開始してから約6時間後に流れが止まり南流が開始されます。

音戸ノ瀬戸の潮流


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