月を見て潮汐を知るには?

 海面の周期的な昇降、すなわち潮汐は、月の運動に密接な関係があります。旧暦は月の周期的な満ち欠けに 基づいて作られたこよみですから旧暦に対して潮汐は一定な関係があるわけです。例えば旧暦の1日は、太陽、 月、地球の順に並んでいて新月であり潮は大潮になります。今回は、この旧暦に対する満干潮時刻表を作成し てみましょう。

 瀬戸内海は、比較的規則正しく1日2回の満潮と干潮があります。満潮から満潮まで、又は、干潮から干潮までの 時間は、平均して12時間24分です。従って24時間48分の間に2回の満潮及び干潮があります。 よって、満干潮時刻は平均して毎日48分ずつ遅れるわけです。この性質を利用して広島の満干潮時刻早見表を 作成します。広島では、旧暦の1日における干潮時刻は、概ね午前は3時42分頃、午後は4時0分頃です。 2日は、それより48分遅れて午前は、4時30分、午後は4時48分となります。以下同様に30日まで表を 作成して行きます。この表を見ますと半月経過した潮時刻は午前は午後に、午後は午前の時刻になっています。
 つまり半月後の16日〜30日の時刻は1日〜15日の時刻と同じになるので表としては、1日〜15日の 表があればよいです。

 さて、広島の旧暦1日に対する満潮時刻は、概ね午前は9時47分頃、午後は10時5分頃です。これを基に 干潮時刻の表を作成した時と同様に満潮時刻早見表を作成してみました。この潮汐早見表は平均的な値ですので 時によって1時間程度の誤差があります。しかし、月を見て潮の概略を知るには便利な表です。潮干狩りや 釣りなどのレジャーに活用下さい。

 正確な潮汐を知りたいときは、海上保安庁発行の「潮汐表」を利用しましょう。

             干潮,満潮時刻の表【広島】

旧暦
日付
 
潮名
干潮時刻
 h m h m
満潮時刻
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旧暦
日付
 
潮名
干潮時刻
 h m h m
満潮時刻
 h m h m
  1 ●大潮0342,16000947,2205  16 大潮1542,04002147,1005
  2大潮0430,16481035,2253  17大潮1630,04482235,1053
  30518,17361123,2341  181718,05362323,1141
  40606,18241211,0029  191806,06240011,1229
  50654,19121259,0117  201854,07120059,1317
  60742,20001347,0205  211942,08000147,1405
  7小潮0830,20481435,0253  22小潮2030,08480235,1453
  8小潮0918,21361523,0341  23小潮2118,09360323,1541
  9小潮1006,22241611,0429  24小潮2206,10240411,1629
 101054,23121659,0517  252254,11120459,1717
 111142,00001747,0605  262342,12000547,1805
 121230,00481835,0653  270030,12480635,1853
 131318,01361923,0741  280118,13360723,1941
 14大潮1406,02242011,0829  29大潮0206,14240811,2029
 15 ○大潮1454,03122059,0917  30大潮0254,15120859,2117