レトロ海図

第七管区海上保安本部海洋情報部


図をクリックすると拡大されます
ここに掲載の図は一部分です。七管本部海の相談室(海洋情報部内)で全体をご覧いただけます。
ここに掲載の図は航海には使用できません

「下之関海峡」と「関門海峡」

 左の図は明治27年(1894年)5月5日に我が国が刊行した最も古い関門海峡(当時は下之関海峡と呼んでいた)の海図の一部で、 下関市彦島付近を中心に抜粋したものです。
右の図は関門海峡の最新の海図から、左の図とほぼ同じ部分を抜粋したものです。
新旧を比べてみますと特に彦島の北部の形、及び彦島の東方にある巌流島の形が大きく違っています。









「長崎港近海」

 明治25年(1892年)10月21日我が国が刊行した最も古い長崎港の海図の一部です。
図の中央右寄りの市街地先端部が「出島」で海に面している様子がわかります。








「博多港」

 この海図は、明治37年1月に水路部が新らたに刊行したものを大正11年(1922年)
5月に改版したものの一部です。
鵜来島、大濠公園、那珂川、御笠川などは現在とあまり変化のないところです。