マリンニュース「あいかぜ」
| ● 「あいかぜ」ア−カイブス(過去のマリンニュース) |
(※) 過去のマリーンニュース「あいかぜ」の掲載内容は、 それぞれの発行日現在の情報ですので、ご注意ください。 |
|
「あいかぜ」の由来
「あいの風」は、北陸地方で言われている風で、主に北から東の風のことです。 観天望気(かんてんぼうき、天気のことわざ)では、「あいの風」が強く吹くと天気が悪くなるとされていますが、もとは、万葉集で詠まれた東風(アユノカゼ)と関連し、「珍しい物を打ち寄せる良い(アエ)風」「アイヌの人々が居る方(北海道)から吹く風」の意味で、春から夏に吹く涼しい海風で、その時期には魚の回遊も多くなるとされていました。 冬の間荒れ狂った日本海は、春から秋にかけては穏やかになります。その昔、江戸時代に北前船(きたまえぶね)が初夏になってから「あいの風」を帆に一杯受けて、日本海沿岸各地の産物を山のように積んで、京や大坂に運びました。北前船がもたらしたものは、物産品だけでなく芸能文化など多くのものがあります。
「あいかぜ」は、この「あいの風」にちなむ名称です。今後もマリンニュース「あいかぜ」は、海に関する情報源として、いろいろな風を皆様に送り届けていきます。
(参考文献:「アイの風は生きている」風間ミツ著)
|