平成17年4月21日
第九管区海上保安本部
七尾海上保安部
 
 
 
 
 
七尾南湾及び付近海域の沿岸測量について
 
 第九管区海上保安本部では、4月23日から5月13日まで本庁所属測量船「天洋」の派遣を受け七尾南湾及び付近海域の沿岸測量を行います。
 この測量区域(下図参照)は、古い測量機器を用いて測量しているため、今回、新たに最新の測量機器(マルチビーム音響測深機、DGPS)を用いて、高精度で詳細なデータを収集します。得られたデータは、安全な航海に不可欠である海図に反映します。
 なお、七尾港には4月28日に入港を予定しており、その際に取材が可能ですので希望の社にありましては、26日までにご連絡お願いします。
 
        測量区域図           測量船「天洋」
 
 
 
 
 
 
 
 
 
         ○総トン数 430トン
         ○主要寸法(全長×幅×深)  56.0m×9.8m×5.0m
         ○速力13ノット
                                         ○航続距離 5,400マイル
                                          ○主要観測機器
                                             ・マルチビーム音響測深機
                                             ・XBT(投下式連続水温測定装置)
                                             ・ADCP(超音波流速計)
 
   測量機器等の説明
◎マルチビーム音響測深機
 測量船の船底から音波を扇状に発射し、海底からの反射音により、面的に水深を測る装置。
DGPS測位
 全地球測位システム(GPS)で得られた位置をディファレンシャル情報で補正し、精度の高い位置測定を行う。