海上保安庁における海底地殻変動観測
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海上保安庁では、これまで地殻変動観測の空白域であった海底の動きを直接観測するために、東京大学生産技術研究所と技術協力し、GPS/音響測距結合方式による海底地殻変動観測を行っています。三陸から紀伊半島にかけての太平洋側沖合いに海底の動きを測定するための海底基準点を展開し、測量船による年に数回の海底基準点の位置測定を長期間にわたって行うことで、海底の動きをセンチメートルレベルで捉えています。
主な成果(平成23年4月6日発表)
宮城県沖の海底が24メートル動く 〜東北地方太平洋沖地震に伴う海底の動き〜
| 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(M9.0)に伴い、震源のほぼ真上の宮城県沖の海底が東南東に約24メートル動いたことがわかりました。この移動量は、陸上で検出されていた最大移動量(牡鹿半島で約5.3m)の4倍以上に相当します。 |
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→ 「海底地殻変動観測の成果」に進む
定常的な海底地殻変動観測の結果
下の図は、2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震前の地殻変動速度(ユーラシアプレートに対する速度)です。この結果は、地震調査委員会に提出したものです。画像をクリックすると拡大します(JPEG画像)。
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| 2010年10月12日 第237回 地震調査委員会 [資料PDF:18MB] |
上の図で、赤いベクトルが海上保安庁による海底地殻変動観測の結果、黒いベクトルは国土地理院の電子基準点の速度です。
各海底基準点の概略位置はこちらから見られます。より詳細な座標値やその時系列などのデータが必要な方は、ページ下部よりお問い合わせください。
→ 「観測の目的」に進む
リンク
海底地殻変動観測に関する機関
- 東京大学 生産技術研究所 海中工学研究センター 浅田研究室
- 東北大学大学院理学研究科附属 地震・噴火予知研究観測センター 海域総合観測研究部
- 名古屋大学 地震火山・防災研究センター
- 国土地理院
地震調査研究に関する機関
参考ページ
- 測地学テキスト-海底地殻変動観測-(測地学会)
- 委員会提出資料(海洋情報部内ページ)
広報資料
| 平成24年1月19日 | 南海トラフにおける海底地殻変動の観測を強化 〜海底基準局を搭載した測量船が出港〜 |
PDF 665KB |
| 平成23年4月6日 | 宮城県沖の海底が24メートル動く 〜東北地方太平洋沖地震に伴う海底の動き〜 |
PDF 411KB |
| 平成21年5月11日 | 2005年宮城県沖の地震(M7.2)後の海底の動き 〜世界初!ひずみの解消から蓄積開始に至る動きを捉えた〜 |
PDF 651KB |
| 平成20年6月6日 | 福島沖で海底の動きを捉えました 〜福島沖における海底地殻変動観測結果について〜 |
PDF 813KB |
| 平成19年7月9日 | 東海沖の海底の動きを捉えました | PDF 92KB |
| 平成19年5月1日 | 相模湾で海底の動きを初めて捉えました | PDF 262KB |
| 平成16年10月8日 | 地震発生の謎解明に一歩近づく 〜海底の動きを直接捉えた!〜 |
PDF 64KB |
更新日2012年5月18日


