夕日ガイド 海洋博公園(沖縄美ら海水族館)
自然の豊かな沖縄には、夕日スポットと呼ばれる所が多くあります。いくつかの沖縄の夕日スポットで、夕日の時間と方向をご紹介します。
夕日は西に沈みますが、その沈む方向は、季節により変化します。冬至には最も南寄りの244度方向に沈み、その後、徐々に沈む方向が北寄りに変わり、夏至には最も北寄りの297度方向に沈みます。真西に沈む夕日が見られるのは春分の日と秋分の日になります。
夕日の沈む方向は、冬至や夏至の頃は日々あまり変化しませんが、春分・秋分の日の頃は、毎日夕日の直径の3分の2ほど方向が変わります。時間も1~2分位変わります。
![]() 沖縄美ら海水族館から見る城山(伊江島タッチュー) |
城山(伊江島タッチュー) 海洋博公園の正面に見える中央に美しい形の山のある平らな島が伊江島です。伊江島の唯一の山は海抜172mの岩山で、島では城山(ぐすくやま)と呼ばれますが、島の周りでは「伊江島タッチュー」の名で親しまれています。 烏帽子を思わせる独特な形は、古くから近くを航海する船の目印となっていました。また、城山には航海の安全と健康や豊作を祈願する城山御嶽(うたき)があります。(伊江村HPから抜粋) |
城山(伊江島タッチュー)に沈む夕日
夕日ガイドの図で分かるように、美ら海水族館からは、4月~8月までの間は。夕日は伊江島に沈みます。伊江島タッチューは172mの小さな山ですが、なだらかな山の稜線は富士山を思わせる美しさです。関東地方では、冬の空気の澄んだ日の富士山頂に沈む夕日を、光り輝く姿からダイヤモンド富士と称しています。海洋博公園に来られた際は、伊江島タッチューに沈む夕日を見てみてはいかがですか。
備瀬から海洋博公園付近にかけて、伊江島タッチューに沈む夕日が眺められるのは、4月10日~9月1日の頃になります。沖縄美ら海水族館から伊江島タッチューまでは7.5kmしか離れていませんので、夕日を眺める場所を南北方向に少し移動すると夕日の沈む位置も変わります。夕日ガイドを参考に最適な夕日となるように眺める場所を調整してみてはいかがですか。
また、夕日が伊江島タッチューに係る時は、山の高さの分だけ海に沈む時より
5分位早くなりますので注してください。
伊江島タッチューに沈む夕日 |