海図「陸中國釜石港之圖」
について




         
 日本で最初に作られた海図はどこの港のものでしょうか?
 海上保安庁では海図を刊行していますが測量から製図まで、日本人のみによって作られた最初の海図は東京でも神戸でもなく、それは明治5年(1872年)に発行された岩手県の「釜石港」でした(図)。なぜ釜石港か。その理由としては、当時開港していた東京と函館を結ぶ航路の中間補給地点として重要な港であったこと、また、当時高炉による銑鉄の生産に成功しており、官営製鉄所建設の直前であったことがあげられています。

 平成6年、海図第1号の地であることを記念して、「陸中国釜石港之図」の記念碑が釜石港を一望する石応禅寺釜石大観音前の広場に建設されました。碑は高さ1メートル、幅90センチの合成大理石で作られ、その台座に真鍮製の海図がはめこまれています。令和4年1月、記念碑は海図刊行150周年を記念してリニューアルされました。

■釜石港の海図新旧比較

■
海洋情報部150年歩み

■海図アーカイブ

 海図の誕生についてや、世界の海図等その他の図について知ることができます

■海洋情報部ゆかりの記念碑
 
 
水路記念碑、「日本国海図及び海洋調査発祥の地」等についてご紹介いたします

■海洋情報資料館

 明治の海図伊能図を展示しています(主な展示保管資料) 

■古い海図を探しています

 お心当たりのある方は ご連絡ください



海図等に関する各種資料がご覧になれます。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>

  
  • 第二管区海上保安本部海洋情報部のページへ
  • プライバシーポリシー

copyright©2021  all rights reserved.