平成17年7月3日
午 後 7時 40分

海底火山噴火情報(第3報)

 海底火山の噴火状況について新たに判明した状況は次のとおりである。
 福徳岡ノ場の海底から、茶色に変色した噴出物が繰り返し噴出しており、その直径は、最大約200メートルである。
 噴出物には、岩のような固形物が含まれ、海面近くで水蒸気を上げながらゆっくりと沈下していっている模様である。
 噴出物は、東側に向かって長さ約1000メートルにわたって帯状に広がっている。
 明日午前10時15分から羽田航空基地所属航空機に当庁職員及び東京工業大学野上助教授が同乗し、再度調査予定。
 
 (参考)
  福徳岡ノ場では、過去にも多数噴火が確認されているが、島が形成されるほど大きな噴火は過去3回(1904年〜1905年、1914年、1986年)確認されている。
 また、最近では、2005年5月18日に変色水が観測されている。

海底火山噴火情報(第2報)(平成17年7月3日 1540) 画像あり
海底火山噴火情報(第1報)(平成17年7月2日 2250)

画 像 福徳岡ノ場の状況(2005年7月3日1110〜1250)

ビデオ 福徳岡ノ場の状況(2005年7月3日変色水)

ビデオ 福徳岡ノ場の状況(2005年7月3日白色噴煙)

福徳岡ノ場の状況(海域火山データベース)