三管区水路通報第5号
平成10年2月4日 第三管区海上保安本部
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※お知らせ 補正図の発行について
千葉港千葉区第4区姉崎海岸付近の補正図(海図第1087号)を水路通報
第4号により、発行しました。
必要な方は、最寄りの海図販売所にて、入手願います。
※お知らせ 水路図誌の刊行について
下記の水路図誌が、10年1月に刊行されました。
特殊書誌新刊
書誌名:平成11年潮汐表第1巻
番 号:781 定 価:3,000円
※お知らせ 10年1月の航路標識の現状変更等について(工事用標識を除く)
1月に現状変更等を実施した航路標識は下記のとおりです。
(1)海獺島灯標の名称等変更(三管区水路通報9年51号1018項関連)
変更日 1月 7日
(2)東京西第十一号灯浮標の現状変更(三管区水路通報9年51号1011項関連)
変更日 1月 9日
(3)東京西第二号灯浮標の現状変更(三管区水路通報9年51号1011項関連)
変更日 1月14日
(4)鹿島港南防波堤灯台の移設(三管区水路通報10年1号4項関連)
移設日 1月28日
(5)東京西第三号灯浮標の現状変更(三管区水路通報10年1号11項関連)
変更日 1月28日
(6)東京西第十号灯浮標の現状変更(三管区水路通報10年1号11項関連)
変更日 1月28日
(7)東京西第十五号灯浮標の現状変更(三管区水路通報10年1号11項関連)
変更日 1月28日
世界測地系(WGS-84)の併記について
平成10年1月1日から、三管区水路通報には、高い精度を必要とする位置
情報については、現在まで使用していた日本測地系の経緯度値に加えて、世界
測地系(WGS−84)の経緯度値を 併記しています。
* 測地系とは、地球上での経度・緯度を決めるための座標系のことです。日
本の海図及び地形図等には、日本測地系もしくはTOKYO DATUMと
呼ばれている測地系が使われています。このような測地系は、必ずしも国ご
とに同じでなく、それぞれ異なった測地系を採用しています。
一方、人工衛星を用いた測位システムであるGPSの普及により、全世界
的に共通の測地系を用いて位置を決定しつつあります。世界共通に用いられ
る測地系を世界測地系(WGS−84)と呼びます。
例えば、ある地点の緯度・経度を決定しても、測地系が異なれば、同一地
点でも異なった緯度、経度の値として表示されることになります。
なお、大縮尺海図を各国独自の測地系で刊行する場合には、世界測地系と
の変換量を記載することになっています。海上保安庁では、縮尺1/50万
以上の大縮尺海図には、変換量が記載されています。
例えば、東京湾付近で、GPSの世界測地系で求めた緯度・経度を、日本
測地系で表した海図上に表示する場合には、南東へ約465mずらす必要が
あります。言い換えれば、緯度を0.20分減じ、経度を0.19分加えてか
ら、海図上へ記載する必要があります。
海上保安庁では、平成9年11月から外国船が航行し、かつ船舶が輻輳す
る東京湾・伊勢湾・瀬戸内海の海図について、世界測地系による経緯度線を
緑色で印刷した海図を順次、刊行しています。
※三管区水路通報及び水路図誌に関する問い合わせ先
第三管区海上保安本部水路部監理課図誌係
〒231-8818 横浜市中区北仲通5-57 T E L 045-211-0771(内線314)
横浜第二合同庁舎20階 F A X 045-212-1597
e-mail zushi@kan3.cue.jhd.go.jp