海況: 黒潮本流は、2月3日までの観測によれば、種子島東方を接岸傾向で
流れた後、北東流して足摺岬、室戸岬に接岸し、潮岬沖から南東に流れ、
大王埼南南東方から三宅島付近まで北上する。その後南方に流れ、八丈
島東方の冷水渦を迂回して、犬吠埼沖を北東に流れ、流速は、1.5〜
3.5Knとなっている。
また、2月10日までの観測によれば黒潮は、潮岬を接岸傾向で東南
東方へ流れ、石廊埼南方120海里付近を迂回北上し、その後三宅島付
近で再度迂回して流れている。
管内の表面水温は、黒潮域及びその沖合では20℃台と平年より1〜
2℃程高め、熊野灘から遠州灘にかけては、13〜17℃台と平年より
1〜2℃程高くなっている。
伊勢湾内は、8〜11℃台(平年並)、三河湾内では、6〜8℃台
(平年並)となっている。
資料の出所:愛知県水産試験場、三重県科学技術振興センター水産技術センター
和歌山県水産試験場
気象庁、海上保安庁の船舶
気象衛星「NOAA」
海上保安庁「海洋速報平成11年第3号」
問い合わせ:第四管区海上保安本部水路部水路課海象係 пF052−661−1611(内線325) |
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