熊野灘〜遠州灘の海流図		熊野灘〜遠州灘の表面水温水平分布図

		熊野灘〜遠州灘の１００ｍ層水温水平分布図		熊野灘〜遠州灘の２００層水温水平分布図

海況：  黒潮本流は、都井岬から潮岬にかけて接岸傾向で流れた後、御前埼沖
      冷水渦（表面水温１６℃台）を迂回して東北東へ流れ、三宅島の東南東
      １１０海里付近から北上し、野島埼東方沖を北東へ流れていて、流速は、
　　　２.０〜３.５Knとなっている。　
        また、３月２５日までの観測によれば黒潮は、依然として潮岬を接岸
      傾向で流れており、石廊埼の南方１４０海里付近を迂回し北東に向かっ
　　　ている。
    　　管内の表面水温は、黒潮域及びその沖合では２０℃台と平年より１〜
　　　２℃程高め、熊野灘では黒潮暖水の波及により平年より１〜３℃程高く、
　　　遠州灘では１５℃台が広範囲に広がっている。
      　伊勢湾内は、９〜１１℃台（平年よりやや高め）、三河湾内では、８
　　　〜１０℃台（平年より高め）となっている。

資料の出所：愛知県水産試験場、三重県科学技術振興センター水産技術センター
　　　　　　和歌山県水産試験場
      　　　気象庁、海上保安庁の船舶
      　　　気象衛星「ＮＯＡＡ」
      　　　海上保安庁「海洋速報平成１１年第６号」