平成13年3月27日
第五管区海上保安本部
CD−ROM版の「沿岸防災情報図」を作成・配布
第五管区海上保安本部では、地震や津波などの自然災害発生時に海上及び空路からの救助、支援活動を迅速かつ適切に実施できるように、管轄海域の沿岸部について、順次「沿岸防災情報図」を整備しています。
今年で刊行は5図目となりますが、これまでの紙の図からIT化を図りパソコンで利用できる地理情報システム(GIS)を添付したCD−ROM版の沿岸防災情報図「5−05鳴門海峡及付近」を作成し、管内の海上保安部署及び巡視船艇に備え付けるとともに、国県市町村などの防災関係機関に配布しました。
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◎CD−ROM版沿岸防災情報図「5−05鳴門海峡及付近」の概要
・フリーウェアGISを添付した沿岸防災情報図
(地図の画像を基礎情報にして、避難場所・施設、ヘリコプター臨時離着陸場適地、地すべり危険箇所、急傾斜地崩壊危険箇所、津波浸水予想危険箇所、緊急輸送路、航空写真などの画像情報等を適宜画面表示します)
・HTML文書(パソコンのブラウザ対応)による自然情報及び社会情報
(海況、津波、活断層などの自然情報及び防災関係機関、衛星通信ネットワーク衛星系電話番号などの社会情報を図表で画面表示します)
・社会情報のテキスト文書
(ソフトウェアを選ばない文書スタイル.配布先での関連社会情報を作成する際の生産性を考慮し添付しました)
・画像情報「TSUNAMI津波」
(高知県が企画・作製した「津波」を説明する画像情報で、許諾を受け転載しました)
これら防災に関する総合的な情報を1枚のCD−ROMに収録しています。