平成16年2月26日
第五管区海上保安本部

昭和21年南海大地震調査報告の復刻
 

 第五管区海上保安本部では、東南海・南海地震災害対策強化の一環として、昭和21年に潮岬南方海域を震源域として発生した、いわゆる昭和の南海大地震の被害等を当時の水路部(現海洋情報部)が長期にわたる現地調査を行い、津波編、海底地形編、地変及び被害編としてまとめ昭和23年に公表した「昭和21年南海大地震調査報告」を復刻することにしました。
 本資料は、主として被害の多かった三重、和歌山、徳島、高知、愛媛県の各地の津波の状況及びそれによる被害状況、港湾施設の被害状況、家屋等の被害状況(写真等)、特異現象等が300余ページに渡り詳細に記載されており、防災関係機関や広く国民の防災意識の高揚と災害の備えの啓蒙に役立つものと期待しております。
 なお、復刻しました冊子及びCD−ROMは主に和歌山、徳島、高知県の防災機関、教育機関、研究機関等に送付します。
 また、下記URLの海洋情報部ホームページにも掲載しており、ダウンロード(PDF)可能となっています。

 海洋情報部ホームページ
     http://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN5/index.html


参考:昭和21年南海大地震調査
 @昭和21年12月21日4時19分過ぎ、潮岬南方沖合を震源とするマグニチュード8.0の地震発生
 A地震発生翌年の昭和22年1月から5月の間、実地踏査
 B報告書の構成
  ・津波編(津波、海面の状況、海震、発光現象、生物と漁獲、その他の現象)
  ・海底地形編(地震前後の水深と海底横断面等)
  ・地変(地盤の昇降、海岸線の変化、井泉等の変化)及び被害(港湾施設、海岸構築物、船舶、浸水等)編