1.パネル展示
水路記念日関連事業として、パネル展示を行います。
期 間:平成27年8月25日(火)〜9月13日(日)
会 場:神戸海洋博物館(神戸市中央区波止場町2−2)
展示内容:平成25年11月に噴火し、現在も活発な活動を続ける「西之島」
の最新の観測報告や、南海トラフ海域において海上保安庁が実施し
ている海底地殻変動観測の最新成果等を紹介
2.施設一般公開
当庁で唯一、人工衛星レーザー測距観測を行っている下里水路観測所の一般公開
を行います。当日は、業務紹介及びレーザー測距観測の実演のほか惑星(木星)等
の観察や9月27日の中秋の名月にまつわる話の紹介を行います。
期 日:平成27年9月5日(土) 午後7時から午後8時半頃まで
場 所:第五管区海上保安本部 下里水路観測所
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町下里1981
定 員:先着順20名程度(事前申し込みが必要)
申込み方法:詳細はこちら(下里水路観測所HPへ)
9月12日は「水路記念日」です。明治維新の後、我が国が独自に海図作成を行うために、旧暦の明治4年(1871年)7月28日、兵部省海軍部に「水路局」(現:海上保安庁海洋情報部)が設置されました。
この日が我が国における海洋調査の創始日であり、新暦でこの日に該当する9月12日を「水路記念日」としています。「兵部省海軍部水路局」は幾多の変遷を経て、現在、「海上保安庁海洋情報部」として、海図作成のほか、地震、津波、海域火山、大陸棚、海洋環境、マリンレジャーなどに関する多種多様な海洋調査や情報提供を行っています。
この水路記念日にあたり、第五管区海上保安本部では、最新の海洋調査結果(西之島火山調査及び南海トラフ海域における海底地殻変動観測)を切り口にしたパネル展示や水路観測所の一般公開を行います。