令和2年の広報資料(五管区海洋情報部)【バックナンバー

広報資料【PDF形式】

  • 令和3年、海図150周年を迎えます。 (2020/12/16)
    • 明治4年(1871 年)、我が国が単独で、近代的技術をもって、海洋調査から海図作製までを一貫して行う本格的な水路業務を開始し、明治5 年( 1872 年) に海図「陸中國釜石港之圖(りくちゅうのくにかまいしこうのず)」を刊行しました。令和3年は、近代的水路業務を開始してから150周年を迎えることから、各種の記念事業を実施することとし、この期間に使用するロゴマークを制定しました。
  • 『宿毛湾』の海図が新しくなりました。(2020/02/29)
    • 海上保安庁では、船舶が安全に航海をするために必要な情報である水深、灯台等の航路標識、港湾施設等を記 載した「海図」を発行しています。このたび、高知県西部の「宿毛湾北東部(分図)宿毛湾港」の海図が新しくなります。
  • 南海トラフ地震解明「ゆっくりすべり」を検出しました。(2020/01/16)
    • 海上保安庁の海底地殻変動観測データを解析したところ、南海トラフの巨大地震震源域の既存の方法では検出の難しい海底下において「ゆっくりすべり」が発生していたことを示す信号を検出しました。 信号が検出された地点の位置から、ゆっくりすべりは強固着域の浅部の外側で発生していたと推定されます。 本研究成果は、南海トラフ巨大地震の発生過程に関する理解や発生のリスクに関する評価を進める上で、重要な知見を提供すると期待されます。