水路誌について

水路誌

水路誌は、海上の気象・海象・針路法・港湾・沿岸の状況等を詳細に記載した冊子で、海図の内容を補い、海図と併用して使用されるものです。 水路誌には、日本及びその周辺海域について記載した「国内水路誌」と、朝鮮半島からマラッカ海峡及びインドネシア周辺海域について記載した「国外水路誌」があります。

Q:どの海域をカバーしているの?

A:

国内の水路誌は、本州南・東岸水路誌、本州北西岸水路誌、瀬戸内海水路誌、北海道沿岸水路誌及び九州沿岸水路誌の5種類が、また、外国地域の水路誌は、シベリア東岸水路誌、南シナ海・マラッカ海峡水路誌など、西部太平洋からインド洋北部及びペルシア海湾に至る海域について、10種類の水路誌が刊行されています。


Q:どんな事が書かれているの?

A:

巻頭に使用上の注意や関係海図及び記載順序についての索引図を、巻末には地名索引を掲載しています。

本文は「総記」「航路記」「沿岸・港湾記」の3編で構成され、更に航空機による海域や港湾の斜め写真、対景図、諸表などを多用して使用者の便宜を図っています。

  • 総記
    • 本誌全般にわたる一般的事項を記述したものです。
    • 概要、気象、海象、航路標識、水先、航行に関する諸注意や法規などが掲載されています。
  • 航路記
    • 主な港を基点として、各港に至る主要な航路について記述したものです。
    • 概要、気象、海象、目標、針路法、その他参考事項が掲載されています。
  • 沿岸・港湾記
    • 沿岸及び港湾に関する事項を記述しています。
    • 沿岸及び港湾の概要、気象・海象、沿岸航行や出入港ににおける目標物、港湾施設や錨地の詳細、船舶の修理施設など。この他、諸規則や航海における注意事項、航空斜め写真や対景写真などが掲載されている。