特殊書誌って何ですか?

A:

特殊書誌 「水路誌」以外の全ての書誌の事を言います。 特殊書誌は大きく分けて、航路・港湾関係書誌、灯台表、潮汐表、天文航法関係書誌の4種類があり、このほか海上保安庁が刊行する全ての水路図誌を掲載した目録(図誌目録)があります。

  • 航路・港湾関係書誌
    1. 航路誌
      出発地から目的地までの標準的な航路及び過去の航海実績から選定した航路を記述し、航海の参考となる障害物や気象情報等の必要な情報が記載された航路案内記で、海上保安庁では航洋船を対象とした「大洋航路誌」、日本及び近海を対象とした「近海航路誌」を刊行しています。
    2. 距離表
      日本国内や世界各国の著名な各港間の距離を収録したものです。
  • 灯台表
    • 沿岸に設置されている灯台、灯浮標や無線方位信号所等の航路標識について、位置等の要目を記載した書誌です。 日本国内は「灯台表第1巻」、日本周辺は「灯台表第2巻」に掲載されています。
  • 潮汐表
    • 日本及びその周辺の主要な港における毎日の高・低潮時の潮高と時刻、並びに主要な瀬戸における毎日の流速最大時の流速と時刻及び転流時の時刻について、予測値を掲載したものです。
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  • 天文航法関係書誌
    1. 天測暦
      主に天文航法により船舶の位置決定のために用いられる航海用の暦です。
    2. 天測略暦
      日本国内や世界各国の著名な各港間の距離を収録したものです。
    3. 天測計算表
      推定位置による高度及び方位角を計算して船位を求める計算表を主体とし、その他天文航法に必要な諸表を別表として掲載したものです。