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海上で水深を求める
左写真は測深や底質の判定等に使われる鉛の錘です。船上から索(ロープ)にこの錘を付けて海底まで下ろし、一つ一つ水深を測ります。底部に凹があり、そこにグリース等を充填して底質が付着するようになっています。
海上で位置を求める
六分儀(ろくぶんぎ)は、天体や物標の高度、水平方向の角度を測る道具で、自身の位置を割り出しなどに使われます。また、三杆分度儀(さんかんぶんどぎ)は、位置を図上に記入する道具で、中央は固定され、左右両杆を所要の角度に合わせることができます。これらを使って、まず岬の先端や灯台など3つの物標を選び、六分儀でその間の角度(2つ)を測ります。三杆分度儀をその角度に合わせ、3つの杆が図上の物標に重なるように置けば、その中心(要の部分)が観測者の位置になります。

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