離岸流で流され救助される海水浴客は推定で約50人。一日で10人を越すこともある。海水浴場が開設されるまでと終了後の遊泳者の監視、事故防止が課題である。また、経営難から海水浴場開設中止の動きがあり、今後益々海水浴の監視が行政にゆだねられる傾向にある。
その他:
情報源:岩美町役場観光課
離岸流の事故発生時における概要:
平成13年7月、浦富海水浴場で2名水死。
波高1.5m〜2mで、北系の風が吹いており、離岸流が沖へ約200m延びていた。
数人の大学生グループが浜へ流され、うち2名が岸へたどり着くことができなかった。
海水浴場開設前で、ブイ、ロープは未設置、監視員も不在だった。
ヘリ、潜水夫、ジェットスキー、小型漁船、ゴムボート、海浜踏査など3日間の捜索の結果、遭難場所付近で遺体で発見された。
◆岩美町-東浜海水浴場、羽尾海水浴場、牧谷海水浴場、浦富海水浴場、小栗海水浴場
の海域についても発生している可能性がある。
:海水浴場
:アンケート調査の結果、離岸流が見られると報告をうけた海域。なお、その他