質・底質

濁指標であるCODの東京湾全域平均濃度については、5年間の移動平均でみると、上層・下層・ともに平成5年以降はほぼ横ばいで明らかな改善はないものの、悪化の傾向はみられません。
二次汚濁の原因である海水中のT-N及びT-Pについても、CODと同様に湾奥部の値が高く、湾口に近づくにつれて低い値になっています。
下層のT-Nについては経年的に着実に改善を示しており、T-Pについてはきわめて緩やかではありますが、改善傾向が見られます。
CODに関する東京湾の環境基準の達成率については、平成23年度で68.4%となっており、平成16年度と同様、全国平均88.2%に対して依然として低い水準にあります。T-N、T-Pの東京湾における環境基準の達成率については、平成23年度で100%と全国平均84.8%に対して高い水準にあります。

COD,T-N,T-Pの濃度の経年変化(環境省広域総合水質調査結果報告書より作成)

 

 中のDOが4.3mg/lを下回ると、魚類・甲殻類に生理的変化が発生し、底生生物の漁獲に悪影響が及ぶとされています。夏季の湾奥部では、底層のDOが底生生物の生息に悪影響を与えると考えられる4.3mg/lの海域も毎年広範囲で確認されています。
  ※水産用水基準:(社)日本水産資源保護協会

東京湾における8月初旬の底層DOの分布


東京湾の水環境の現状(第一期期末評価時点)【PDF:2.3MB】

東京湾の水環境の現状(第一期第2回中間評価時点)【PDF:2.3MB】

東京湾の水環境の現状(第一期第1回中間評価時点)【PDF:591KB】

東京湾アンケートの結果