伊勢湾

表層音波探査 と深層音波探査 により、伊勢市と南知多町を結ぶ線より北側の伊勢湾では、
すでに存在が指摘されていた伊勢湾断層・鈴鹿沖断層・白子−野間(しろこ−のま)断層について断層の位置や長さを確認しました。
この他に新たな断層は見つかりませんでした。
これら三つの断層の活動度はB級と推定されました。
また、海上ボーリング の結果、伊勢湾断層の北部は過去数万年の間活動していないこと、
鈴鹿沖断層は完新世(約1万年前以降)に断層が動いたことが明らかになりました。
注)年代値は微化石分析・貝殻遺骸及び有機物の放射性炭素年代より決定しました。放射性炭素年代の暦年補正・海水のリザーバー効果は考慮していません。

航跡図

ピストンコアリング位置図

地質構造図

地層断面測線(A__Bなど記入された線)をクリックしますと地層断面図がみられます.

音波探査記録例

探査例1 探査例2 探査例3
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※最終更新日 2009年11月16日