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最新の技術による海底の調査

航空レーザー測量とマルチビーム測深

 海上を安全で効率的に航行するうえで必要な海図等の最新維持を図るために、港湾や航路の水深を超音波を使用した音響測深機で測量しています。
 最近ではマルチビーム測深機や飛行機に積んだ航空レーザー測深機により、浅海域における高密度の水深データを集め、海底地形等を立体的に把握できるようになりました。

航空レーザー測量

 レーザー光を利用した航空レーザー測深機は、測量船が近づくのが難しい海岸付近やサンゴ礁付近の海域で安全に効率良く測量できます。透明度に影響されますが、澄んだ海域では水深およそ50mまで測量することができます。

マルチビーム測深

 浅海用マルチビーム測深機は、水深2倍以上の幅を一度に測量することができます。マルチビーム測深では、海底に沈んだ船の形がわかるほど詳細な記録を得ることができます。そのため、航空レーザー測量のデータとあわせることにより、海岸から連続した詳細な海底地形を表現できるようになりました。

 


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