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業務紹介

組織

測量船はやしお

担任区域図庁舎写真

第七管区海上保安本部海洋情報部(各係の業務内容)では、航海の安全確保等のために、海洋調査と海洋情報の提供を実施しています。
担任する海域は福岡県、佐賀県、長崎県、大分県及び山口県西部の沿岸をはじめ、それに接続する日本海西部及び東シナ海です。
なお、管轄区域は福岡、佐賀、長崎、大分の各県市町村及び山口県内の下関、宇部、山陽小野田、美祢、萩、長門各市、阿武郡です。

◆海洋調査
●水路測量・・・海図には海岸線の形状や水深、沈船の位置等の航海情報が詳しく記載されています。
 港湾工事等で水深や海岸線など船舶に必要な情報が変化した場合は、測量船を使って水路測量を行うとともに、港湾管理者等の実施した測量結果なども活用して、海図の最新維持に努めています。
●海象観測・・・測量船や巡視船等により対馬暖流や沿岸流の流向、流速、水温などを観測しています。
 また、船舶のふくそうする関門海峡では、測量船による潮流観測を定期的に実施し、その成果は潮流予報の精度向上に活用されています。
さらに潮の干満や津波等の海面変化は、管内4カ所(博多・佐世保・大分・厳原)の験潮所で観測しています。
 これらの観測結果は潮汐表の予報精度向上、地盤の上下変動をとらえるためなどに幅広く活用されています。

◆海洋情報の提供
●沿岸海域環境保全情報の整備・・・・油汚染事故等が発生した場合の迅速かつ的確な対応措置に資するよう、沿岸域の自然的・社会的情報等をデータベース化する沿岸海域環境保全情報の整備を推進しています。
●航海の安全確保のための情報提供・・射撃訓練や海上工事など航海の安全に必要な情報は「七管区水路通報」として週1回インターネットやメール等で提供しています。
 また、急な射撃訓練など緊急に周知を必要とする情報は「地域航行警報」として無線電話及びインターネットにより随時提供しています。





海の「もしも」は118番!!