離岸流(りがんりゅう)の発生している場所

   石川県内灘 海岸区域 (平成18年6月14日観測)


 浜へ打ち寄せた海水が行き場を失い1カ所へ集まり、沖へと戻る通り道が
 できる事があります(離岸流と呼びます)。
     → 離岸流についてもっと知りたい!!

 ・ 今回の調査では砂が浸食された場所の前面海域から沖へと向かう
  50cm/s以上の強い流れ(離岸流)が観測され、離岸流の発生しやす
  い海域であることがわかりました。

 ・ 観測された流れは岸から約30m沖にでた後、弧を描くように岸へと
  向かい、その後波打ち際を岸と平行に流れました。

 ・ 海底の水深の変化や気象・海象の条件によって、離岸流の発生する
  場所や強さが変わります。
シーマーカ(海水着色剤)を
使った観測
@観測開始
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A着色した水が約30m沖へと進みます
 
( 離 岸 流 )
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B先頭部分が崩れ弧を描くように岸へと向かいます
 ( 向 岸 流 )
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C岸へ着いた水は海岸線に沿って波打ち際を流れました。
 ( 並 岸 流 )
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