日本測地系と世界測地系の経緯度変換
MGC2000A(Ver.3.1.4H-I)


PC版 (GUI版及びコマンドプロンプト版) 変換プログラムは提供を終了いたしました。(2017.6)


 このプログラムは海域について日本測地系と世界測地系(WGS84)の経緯度数値を相互に変換します。
 計算範囲は日本周辺海域(北緯20〜50°、東経120〜160°)です。
 外国の陸上の点を指定した場合は、変換は行われません。  陸上の点については、変換結果は示されますが海図用に調整している区域がありますので、国土地理院の変換に従ってください。
 なお、日本測地系には三角測量に起因する避けることのできない観測誤差による歪みが存在します。通常の日本測地系による位置はこの歪みの影響を受けているため、これに対する補正を考慮して変換を行います。この補正を行わないという選択も可能ですが、通常は"行う"を選択してください。詳しくは、日本列島の精密位置をご覧ください。


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語句解説

日本測地系 (TD : Tokyo Datum)
明治時代から今日まで使われている日本独自の経緯度の目盛り。世界共通の経緯度目盛り(世界測地系)と400〜500mのズレがあります。
世界測地系 (world geodetic system)
人工衛星などの宇宙技術を用いて地球重心に基づいて決められた、世界中で使える経緯度の目盛り。WGS84はGPSを運用している米国が構築維持している世界測地系です。
詳細は→ 日本列島の精密位置 をご覧ください。

このプログラムは海上保安庁海洋情報部の海洋測地成果及び国土地理院の測地成果2000「TKY2JGD」をもとに作成しました。

この測地系変換の値は、海図を参照するときの補助として使用できます。

お問い合わせは海上保安庁海洋情報部海洋調査課海洋防災調査室まで。


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