海域火山データベース 海上保安庁海洋情報部
硫黄島 Kuchinoerabujima



■位置
緯度 経度 標高 点名 出典
24°45' 02'' 141°17' 21'' 169m 摺鉢山 日本活火山総覧(第4版)

■火山の概要
日本周辺海域火山通覧(第4版)より
火山名 概位 海図 概要
硫黄島火山 24°46'49''N
141°19'28''E
海の基本図
6560 1,6560 1-s
"東京の南方約1,200kmに位置する硫黄島は(粗面岩質安山岩(SiO2 58〜61%))は,水深200m以深からそびえる直径40km以上の火山体の頂上部にある. 北東〜南西の長さ約8kmで,南西端の摺鉢山(24°45.5'N,141°17.2'E,161m)及び北東部の元山(115m)の2つの火山並びにその間の千鳥ケ原から成る. 島の各地に硫気と地熱地域があり,島の隆起が続いている.有史以来の噴火は水蒸気爆発である.北東岸の近くに活動の盛んな部分があり,海水は変色し硫気臭が強い. 北ノ鼻の西方約850m,南東岸南西部沖の二ツ根(1.5m)の東北東約1,500mと約1,850mにも海底硫気孔がある. 重力・地磁気の調査から山体内部が高温で中心部に高密度物質のがあることが分かる. 山頂部の隆起と放熱が続いていることとも考え合わせ火道を通じてマグマの供給が続いていると推測される."
海勢西ノ場 24°45'N,141°17'E 海の基本図
6560 1,6560 1-s
硫黄島の北西約15kmに海勢西ノ場(24°50.8'N,141°07.8'E,水深187m)がある.海勢西ノ場と推定される位置から火山活動の報告があるが詳細不明.
海神海丘 24°33.6'N,141°19.5'E 海の基本図
6560 1,6560 1-s
硫黄島の南方20kmに海神海丘(24°33.6'N,141°19.5'E,水深198m,粗面岩質安山岩)がある.海神海丘と推定される位置から火山活動の報告があるが詳細不明.
日本火山学会発行第四紀火山カタログより 火山名が完全に一致する場合のみ表示
火山名 別名 概要 火山地形 年代
海神南の場 1938 硫黄流出?
硫黄島 中硫黄島 溶岩+降下テフラ SC+CA(直径10km) 1889または1890年水蒸気噴火 1922.7水蒸気爆発, 1935水蒸気爆発, 1944.12水蒸気爆発, 1957.3.28水蒸気爆発, 1967.12.23水蒸気爆発, 1968.6.20小爆発, 1969.1.8噴気1.12小爆発 11月または12月金剛岩小爆発, 1975.11泥噴出, 1976.1熱泥水噴出, 1978.12.11爆発音 1980.3.13爆発音 1982.3.9〜10 少なくとも5回の噴火 1982.11.28 少なくとも2回の爆発 1982.12 南海岸沖に変色水域 
火山地形略記号の説明
LF:溶岩流 SC:火砕丘 CA:カルデラ SC:成層火山(急斜面) SL:成層火山(緩斜面) LC:溶岩丘 LD:溶岩ドーム MA:マール PF:火砕流台地 MK:火山岩頚 RP:火山性裾野・扇状地

■有史以来の概略活動記録
日本周辺海域火山通覧及び海域火山データベース活動記録より抜粋
火山名 年月日 活動記録
硫黄島 1922年(大正11年)7月 西海岸付近で水蒸気爆発.
硫黄島付近 1938年(昭和13年) 硫黄湧出(海神海丘か).
硫黄島 1967年(昭和42年)12月 西海岸で水蒸気爆発.
海勢西ノ場 1974年(昭和49年) 海勢西ノ場で海底火山の活動らしきものの報告.
硫黄島 1980年(昭和55年)3月 北の鼻で泥噴火.
硫黄島 1982年(昭和57年)3月 井土ケ浜中央部で小爆発.
硫黄島 1994年(平成6年)8月 馬の背(千鳥温泉跡)で高さ200mの白色噴煙.
硫黄島 1999年(平成11年) 阿蘇台で小規模な水蒸気爆発.
硫黄島 2001年(平成13年)9,10月 9月21日硫黄島南岸の翁浜沖合い150m付近2箇所で海底水蒸気爆発.10月19日には北西側の井戸ヶ浜で水蒸気爆発.
硫黄島 2004年(平成16年)6月 6月6,8日阿蘇台陥没孔でごく小規模な水蒸気爆発.
硫黄島 2012年(平成24年)2月 島西部の旧火口(ミリオンダラーホール)でごく小規模な水蒸気爆発.

■画像コンテンツ 掲載している資料は、出典を明記してご利用ください.
海底地形図 鳥瞰図1 鳥瞰図2 地質構造図 地磁気異常図 重力異常図


■活動写真 海上保安庁撮影の写真は出典を明記してご利用ください.海上保安庁以外の機関等により撮影された写真の無断転載を禁じます.
硫黄島
2012/ 8/23
13:01-13:29



為八海岸付近

海上保安庁 撮影
2012/ 5/16
14:00-14:20



北の鼻付近

第三管区海上保安本部 撮影
2012/ 3/ 9
13:06-13:17



井戸ヶ浜付近

海上保安庁 撮影 撮影
2011/11/16
10:40-11:31



摺鉢山火口

海上保安庁 撮影 撮影
2011/ 2/08
11:59頃



阿蘇台陥没孔から白色噴気

海上保安庁 撮影 撮影
2010/ 9/29
11:15-11:50



千鳥ヶ浜付近で濃褐色の変色水

海上保安庁 撮影 撮影
2009/12/24
14:35-14:50



馬の背岩付近に濃い乳白色の変色水

海上保安庁 撮影
2008/ 7/20
15:14



馬の背岩付近に濃い乳白色の変色水

海上保安庁 撮影
2007/ 1/23




井戸が浜付近の変色水

海上保安庁 撮影
2005/ 3/ 9
10:05-10:49



島の北岸、北の鼻付近の変色水

海上保安庁 撮影
2003/11/ 5
10:30



島の南東側の変色水

海上保安庁 撮影
2003/11/ 5
10:30



島の南東側の変色水

海上保安庁 撮影

■写真 海上保安庁撮影の写真は出典を明記してご利用ください.海上保安庁以外の機関等により撮影された写真の無断転載を禁じます.
摺鉢山
1995/ 7/17 14:49:49
海上保安庁 撮影

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翁浜の海底噴火 翁浜付近の変色水
2001/ 9/21


海上保安庁 撮影
2001/ 9/21


海上保安庁 撮影


■「硫黄島」活動記録
年月日 時間 記事 観測機関
2013/ 8/30 8/28に観測した硫黄島北端の北ノ鼻の西北西沖の24°49′19″N,141°19′10″E付近で変色水を観測した。 海上自衛隊
2013/ 8/29 8/28に観測した北ノ鼻付近の変色水等は確認できなかった。 海上自衛隊
2013/ 8/28 硫黄島北端の北ノ鼻の西北西沖の24°49′19″N,141°19′10″E付近で変色水を観測した。 海上自衛隊
2013/ 8/21 北硫黄島北端の北ノ鼻の東北東沖の24°49′02″N,141°20′00″E付近で変色水を観測した。 気象庁
2013/ 6/30 硫黄島の西岸の沈船群付近に茶褐色の変色水を認めた。沈船群から千鳥ヶ浜をへて摺鉢山付近海岸まで明るい薄茶褐色の変色水を認めた。硫黄島東岸の日出浜から北ノ鼻にかけて明るい薄茶褐色の変色水、金剛岩から離岩付近噴気孔の海岸線には、明るい褐色の変色水を認めた。北ノ鼻から為八海岸にかけて明るい褐色の変色水を認めた。離岩付近の噴気孔に1カ所の白色噴気を認めた。また、阿蘇台陥没口から白色噴気を認めた。摺鉢山及び旧噴火口(通称ミリオンダラーホール)からの噴気・噴煙等は認められなかった。熱計測の結果、旧火口内では、41.5℃であった。阿蘇台陥没口では、陥没口内で52.9℃を観測した。硫黄島北岸の井戸ヶ浜の地熱地帯で53.9℃、為八海岸において51.5℃、北ノ鼻付近の地熱地帯で57.6℃、離岩付近の噴気付近で48.8℃、その周囲の地熱地帯で52.2℃を観測したが、特異な高温域は認められなかった。 海上保安庁
2013/ 3/26 島東岸の日出浜付近から北側にかけて薄茶褐色の変色水、北の鼻付近〜為八海岸に薄茶褐色の変色水、島西岸の沈船群付近から千鳥ヶ浜の一帯に茶褐色の変色水、島の南岸一帯(二つ根〜翁浜)に薄茶褐色の変色水を認めた。馬の背岩付近海岸線の2ヶ所から白色噴気を認めた。阿蘇台陥没口から白色噴気を認めた。旧火口及び摺鉢山火口からの噴気等は認められなかった。 海上保安庁
2012/ 8/23 13:01-13:29 北ノ鼻付近〜為八海岸付近及び摺鉢山周辺海域に薄緑色及び茶褐色の変色水、釜岩付近に茶褐色の変色水を視認した。為八海岸付近に気泡は認めず。 海上保安庁
2012/ 5/16 14:00-14:20 北ノ鼻付近〜為八海岸付近に薄緑色の変色水を、釜岩付近に茶褐色の変色水をそれぞれ視認した。 第三管区海上保安本部
2012/ 3/ 9 13:06-13:17 井戸ヶ浜付近及び釜岩付近から千鳥ヶ浜浜付近に薄茶褐色、薄緑色の変色水を、摺鉢山周辺から二ッ根にかけて薄緑色の変色水を、爺浜付近に濃茶褐色、薄緑色の変色水をそれぞれ視認した。飛行場東端の北側に白色噴気を視認した。摺鉢山火口からの噴気は視認せず。 海上保安庁
2011/11/16 10:40-11:31
13:54-14:10
北ノ鼻付近から日出浜付近までは、薄褐色及び薄黄青色の変色水を、日出浜付近から摺鉢山周辺にかけては、褐色、薄褐色及び黄青色の変色水を、千鳥ヶ浜付近には、濃褐色、褐色、薄黄色の変色水を、釜岩付近から漂流木海岸付近にかけては、薄褐色の変色水をそれぞれ視認した。飛行場東端の北側に白色噴気を視認した。摺鉢山火口からの噴気は視認せず。 海上保安庁
2011/ 2/ 8 11:59-12:11 日出浜付近から北の鼻付近までは、褐色、乳白色、黄青色の変色水を、北の鼻付近から釜岩付近にかけては、褐色、薄褐色、黄青色の変色水を、千鳥ヶ浜付近には、濃黄褐色、褐色、薄黄色の変色水を、摺鉢山付近から日の出浜付近にかけては、黄褐色、薄黄褐色の変色水をそれぞれ視認した。 馬の背岩の北西方海岸、阿蘇台陥没口からの白い噴気を視認した。 海上保安庁
2010/ 9/29 11:15-14:50 日出浜付近から北の鼻付近までは、褐色、乳白色、黄青色の変色水を、北の鼻付近から釜岩付近にかけては、褐色、乳白色、黄青色の変色水を、千鳥ヶ浜付近には、濃褐色、乳白色の変色水を、摺鉢山付近から日の出浜付近にかけては、乳白色、薄黄色の変色水をそれぞれ視認した。 馬の背岩の北西方海岸のおいて、一箇所からの白い噴気を視認した。 摺鉢山からの噴気は視認せず。 海上保安庁
2009/12/24 14:35-14:50 北の鼻付近から日出浜付近までは、濃黄褐色、褐色、黄青色の変色水を、日出浜付近から摺鉢山付近にかけては、薄褐色、乳白色、黄青色の変色水を、摺鉢山付近から釜岩付近にかけては、濃黄褐色、乳白色、薄黄色の変色水を、井戸が浜付近では、黄褐色、薄黄褐色の変色水をそれぞれ視認した。 馬の背岩の北西方海岸において、一箇所からの白色噴気及び阿蘇台陥没口からの白い噴気を視認した。 海上保安庁
2009/ 2/26 13:27-13:37 北ノ鼻付近から日の出浜付近までは、黄褐色、黄青色の変色水を、日の出浜付近から摺鉢山付近にかけては、黄褐色、乳白色、黄青色の変色水を、摺鉢山付近から千鳥ヶ浜付近にかけては、乳白色、薄黄色の変色水を、井戸が浜付近では、薄黄褐色の変色水をそれぞれ視認した。 なお、井戸が浜の噴火口跡、金剛岩噴気口からの噴気は視認できなかったが、馬の背岩付近の北西海岸において、二箇所からの噴気を視認した。 海上保安庁
2008/ 7/20 15:13-15:33 北ノ鼻付近から馬の背岩付近に、黄褐色及び乳白色の変色水(特に馬の背岩至近は、濃い乳白色変色水)、釜岩付近から摺鉢山北西岸付近にかけては、黄緑から黄褐色の変色水、摺鉢山南岸付近から翁浜海岸付近にかけては、薄い黄色から黄褐色の変色水をそれぞれ視認した。 なお、井戸が浜の噴火口跡からの噴気は確認できなかったが、金剛岩付近海岸に、ごく弱い噴気を視認した。 海上保安庁
2008/ 2/12 13:06-13:21 北ノ鼻、井戸が浜、千鳥ヶ浜、二つ根浜及び翁浜に茶褐色の変色水を視認した。金剛岩沖に薄い白色の変色水を視認した。離岸温泉跡からの白煙を視認した。 海上保安庁
2007/ 7/11 08:42-08:44 井戸が浜、釜岩付近から千鳥が浜付近には黄緑から黄褐色の変色水、日の出浜から離岸付近には乳白色の変色水、摺鉢山南東岸から翁浜付近には黄褐色の変色水を視認した。 また、日の出浜の離岸温泉跡付近から水蒸気が噴出しているのを視認した。 海上保安庁
2007/ 3/20 13:01-13:10 金剛岩から北ノ鼻までの海岸沖合い、漂流木海岸から井戸ヶ浜までの海岸沖合い及び千鳥ケ浜から摺鉢山の南東岸沖合いにかけて茶褐色の変色水を視認した。また、日の出浜の離岩温泉跡付近から水蒸気が噴出しているのを視認した。 海上保安庁
2007/ 1/23 11:33-14:35 硫黄島周辺全域で、黄褐色から乳白色の変色水を視認した。島の北東岸日の出浜の離岸温泉跡付近から水蒸気が噴出しているのを視認した。 海上保安庁
2006/ 3/15 09:50-10:35 島の周囲全域でうすい緑色〜黄緑色変色水を視認した。島の北東岸日の出浜の離岸温泉跡付近から水蒸気が噴出しているのを視認した。 海上保安庁
2005/11/28 12:37-12:54 島の周囲全域で黄緑色変色水を視認した。また、日の出浜の離岩温泉跡付近から水蒸気が噴出しているのを視認した。 海上保安庁
2005/ 3/ 9 10:05-10:49 島の周囲全域で黄緑色変色水を視認した。また、島の北岸北の鼻付近で茶褐色変色水を視認した。 海上保安庁
2004/10/13 10:50-11:13 千鳥が浜の沖合約400mまでの海域に黄緑色変色水を視認した。また、井戸ヶ浜の噴火口は前回(2003年11月)より小さくなっており、熱計測の結果、周囲より約4.5℃高い38.6℃(未補正)であった。噴煙は認められなかった。 海上保安庁
2003/11/ 5 10:20-10:47 井戸ヶ浜噴火口の水溜まりは2003年3月より小さくなっており、直接温度計による測定の結果49℃(放射熱計測では最高℃)であった。また、南岸の翁浜沖の噴気跡は変色水や湧出痕を認めず。島の周囲の至る所に黄緑色から黄褐色の至る変色水を視認した。 海上保安庁
2003/ 3/10 平成13年9−10月に発生した噴火痕を調査したが、火山活動は認められなかった。北側の井戸ヶ浜の噴気口は堆積砂で小さくなっていた。その東側には噴気域と考える高温域があり、最高温度43.3℃(未補正)を観測した。硫黄島北端に位置する北の鼻マッドポットは高温で最高温度50.3℃(未補正)、滑走路の東岸に位置する金剛岩では最高温度50.6℃(未補正)を観測した。硫黄島東海岸線付近一帯の海域に茶褐色の変色水を視認した。翁浜沖の海域には平成13年9月の噴火場所に濃い青緑色変色水を視認した。海岸線から約500mのその変色水域に周囲より約1℃高い箇所がある。また、摺鉢山の周辺海域にも茶褐色の変色水を視認した。 海上保安庁
2002/ 4/15 島の北東・南西・西・北側にエメラルドグリーンの変色水域あり。特異事象なし。 海上自衛隊
2002/ 2/28 井戸ヶ浜の噴火口から噴気噴煙なし。熱計測の結果、噴火口内東側壁で53.5℃、火口内水溜まり部で30.5℃を記録した。なお噴火口内東側側壁の高温域は太陽の直射の影響による温度上昇と考えられる。航空機による熱計測結果から考察すると火口内水溜まりの最高温度が80.6℃であった前回調査時(平成13年10月29日)と比べて火口内水溜まりの温度が著しく低下していることから火口内への熱の供給は止まっているように見受けられる。噴火口付近の状況は、噴火口の東にある地熱地帯で51.0℃、噴火口の南にある地熱地帯で44.6℃、噴火口付近の砂浜の温度は約33.0℃前後であった。これらの温度は前回調査時(平成13年10月29日)と比べて大きな変化はなかった。 海上保安庁
2002/ 2/10 北側にクレータ,南側に変色水域あり。 海上自衛隊
2002/ 1/11 硫黄島の北東岸において長さ約900m,幅約600mの扇型でごく薄い茶色の変色水域を観測した。他の硫黄島周辺海域には変色水域なし。 海上保安庁
2001/12/10 北岸に半径約30mの茶色のクレータあり。南岸には長さ約3、700mの白と薄いエメラルドグリーンの変色水域あり。 海上自衛隊
2001/10/29 翁浜海底火山付近に変色水なし。熱計測の結果は付近海域に異常な温度変化はなかった。井戸ヶ浜噴火口は噴火口からの噴煙・噴気はないが噴火口内に熱水が湧出していた。噴火口の直径は航空写真で計測したした結果約57mであった。熱計測の結果噴火口付近の地表温度は約35℃、噴火口内に溜まった熱水の最高温度は80.6℃であった。また噴火口付近の地面に付着する白色析出物を採取・分析したところ塩化ナトリウム(塩)と断定した。 海上保安庁
2001/10/19 0755 硫黄島北西岸井戸ヶ浜付近で噴煙(灰白色、高さ200m〜300m)が確認された。その後の気象庁の観測で火口の大きさは直径薬10m深さ2〜3mで約10分間隔で断続的に土砂を噴出する水蒸気爆発を繰り返す。 海上自衛隊
2001/ 9/22 "硫黄島南岸翁浜の噴出点付近を起点とし、硫黄島南岸に沿って西南西方向に伸びる幅約300m長さ約1,700mの灰色の変色水域を観測した。また灰色の変色水域の外側には幅約1,000m長さ約6,000で硫黄島南岸に沿って西南西方向に伸び、摺鉢山の南岸で北西方向へ扇形状に拡散する幅約3,000m長さ約5,000mの緑色の変色水域を観測した。噴出点付近海域では、21日に観測した海面の盛り上りを伴う熱水噴出活動は認められなかった。21日の観測で認められた堆積物の砂洲付近では白波を認めたが堆積物の海面上の露出はなかった。" 海上保安庁
2001/ 9/21 "硫黄島南岸翁浜のN24-45-44.7、E141-19-03.1(世界測地系)付近の海域2ヶ所で噴出活動をしているのを観測した。各噴出点は海岸から約200mと約150mの海域にあり、2ヶ所の噴出点間の距離は約50〜70mであった。硫黄島南岸から約150mの噴出点では、海面上約0.5〜1mほど盛り上りながら断続的に熱水を噴出していた。また海岸から約200mの噴出点では、海面上約0.5〜1mほど盛り上りながら数分から10分毎に熱水を噴出し、熱水噴出時には高さ数十mの水蒸気状の白色噴気を伴っていた。硫黄島南岸から約100mの所に熱水噴出活動により巻上げられたと思われる長さ約20m幅約10mの南北に伸びる楕円形の堆積物が海面上に露出していた。変色水は、噴出点付近を中心とする幅約500m長さ2,000mで硫黄島南岸から沿って分布し、色は噴出点において灰黒色、噴出点から以外では灰色であった。また灰色の変色水域の外側に幅約1,000m長さ約7,000mの緑色の変色水域を観測した。" 海上保安庁
1997/ 3/11 島の海岸線全域に黄緑色及び黄色の変色水が認められた。 海上保安庁
1997/ 3/10 島の海岸線全域に黄緑色及び黄色の変色水が認められた。 海上保安庁
1996/ 1/23 島の海岸線全域に黄緑色及び黄色の変色水が認められた。 海上保安庁
1996/ 1/22 島の海岸線全域に黄緑色及び黄色の変色水が認められた。 海上保安庁
1995/ 7/ 6 島の海岸線全域に緑色、黄緑色及び黄色の変色水が認められた。熱計測の結果、最高温度は金剛岩付近の噴気地で約49℃であった。 海上保安庁
1994/ 7/28 島の周囲に緑色、黄緑色及び茶褐色変色水が認められた。温度測定の結果金剛岩付近の噴気地では43℃であった。 海上保安庁
1992/ 8/ 6 島の周囲の海岸に黄緑色の変色水あり。 海上保安庁
1991/ 7/31 島の周囲海岸全域に黄緑色の変色水あり。 海上保安庁
1990/ 7/24 島の周囲全域に薄い黄緑色の変色水あり。 海上保安庁
■「海勢西ノ場」活動記録
年月日 時間 記事 観測機関
2013/ 6/30 変色水を認めず。 海上保安庁
2013/ 3/26 変色水を認めず。 海上保安庁
2012/ 3/ 9 13:01-13:03 変色水を認めず。 海上保安庁
2011/11/16 13:51-13:53 変色水を認めず。 海上保安庁
2010/ 9/29 12:20-12:24 変色水を認めず。 海上保安庁
2010/ 9/29 14:34 変色水を認めず。 海上保安庁
2009/12/24 11:37-11:40 変色水を認めず。 海上保安庁
2009/ 2/26 13:23 変色水を認めず。 海上保安庁
2008/ 7/20 13:00 変色水を認めず。 海上保安庁
2008/ 2/12 12:56 変色水を認めず。 海上保安庁
2007/ 7/11 08:42-08:44 変色水を認めず。 海上保安庁
2004/ 3/22 15:45 変色水を認めず。 海上保安庁
2003/11/ 5 11:05-11:08 変色水を認めず。 海上保安庁



鳥瞰図および平面図作成に使用したデータのうち、陸域部分のデータについては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである.(承認番号 平15総使、第159号)