海氷情報センター開設50年記念講演会・パネル展示の実施について
→おかげさまをもちまして終了いたしました。
このページでは当日の講演会資料や展示したパネルの一部、
ツイッターへの投稿写真を掲載しています。
第一管区海上保安本部では、オホーツク海やその周辺海域で海氷が発生する海域を航行する船舶の海氷海難を防止するため、例年12月20日頃に「海氷情報センター」を設置して海氷の分布状況を集約、分析・整理して海氷情報として船舶等に提供しています。
海氷情報センターは、昭和45年(1970年)3月に択捉島の単冠(ひとかっぷ)湾にて発生した漁船の集団海氷海難を契機に同年12月に開設されたもので、今シーズンで50年目を迎えます。これを記念して下記のとおり講演会・パネル展示を開催しました。
※注:海氷とは、海氷が凍結してできた氷。海上における氷の総称。その移動性、あるいは生成場所によって定着氷と流氷、または沿岸結氷と流氷に分けられる。詳細は【海氷の知識】に解説があります。
■日 時
令和元年12月11日(水) 14時30分〜
■場 所
北海道大学学術交流会館(住所:札幌市北区北8条西5丁目)
講 演 会:講堂
パネル展示:ホール
■主 催
第一管区海上保安本部
■共 催
一般財団法人 日本水路協会
■プログラム
開会の挨拶
第一管区海上保安本部 本部長 新田 慎二
基調講演
「海氷情報センターのあゆみ 〜これまでの海氷観測を振り返って〜」
第一管区海上保安本部海洋情報部長 小西 直樹
(PDFファイル 約18.3MB)
特別講演
T
「海洋情報提供の新時代 −海洋状況表示システム”海しる”−」
海上保安庁海洋情報部長 加藤 幸弘
(PDFファイル 約9.9MB)
U
「北太平洋の海洋循環・物質循環を駆動するオホーツク海」
国立大学法人北海道大学低温科学研究所 教授 大島 慶一郎
(PDFファイル 約7.9MB)
V
「宇宙から見た海氷観測」
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター長 平林 毅
(PDFファイル 約9.7MB)
■パネル展示
海氷情報センター、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、
北海道大学低温科学研究所、東海大学情報技術センター、
雪氷リモートセンシング研究会、
オホーツク・ガリンコタワー株式会社等、海氷関係のパネル展示、他
■講演会案内
(PDFファイル 約1.3MB)
〇当日配布
■海しるリーフレット
(PDFファイル 約2.1MB)
■講演会プログラム
(PDFファイル 約0.6MB)
★海氷情報センター50年の歴史を振り返る動画は海保YouYubeで(4分23秒)。
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1週目 巡視船「宗谷」と「そうや」
昭和40年、氷上の「宗谷」
昭和41年、「宗谷」船橋より海氷原の航跡
就役当初の「そうや」とベル212
昭和60年、氷上の「そうや」
2週目 海氷観測で活躍の航空機
昭和39年、「宗谷」船上のシコルスキーS55
昭和57年、「そうや」へ着船するベル212
昭和59年、海氷観測中のYS-11A
平成2年、「そうや」とビーチクラフト200Tとベル212
3週目 海氷観測で活躍の巡視船
昭和30年、漁船を航行支援する巡視船「とかち」
昭和39年、「宗谷」後方を航行する巡視船「てんりゅう」
平成8年、氷上の「ゆうばり」とベル212
平成23年、漁船を航行支援する巡視船「てしお」