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海洋観測
測量船による海流や海水の温度・塩分等の観測、人工衛星からの海面水温観測、海底係留装置による流れなど長期連続測定、人工衛星を利用した漂流ブイによる海流の追跡調査等を実施しています。
これらの総合的な観測・調査結果は、海洋速報・海流推測図として情報提供されています。
漂流ブイの軌跡図
CTD観測風景
観測概念図
潮汐観測
全国20ヵ所に験潮所を設置し、潮汐の観測を実施しています。データは、テレメータ化され東京で集中監視を行い、インターネットでも提供しています。
潮汐の観測の成果は、潮汐推算、水深測量時の水深補正や海流変動の調査など基礎資料になるとともに、地殻変動調査、地震予知、津波が発生したときの波源域の特定など、広範囲な分野で利用されています。
潮流観測
船舶交通の多い海峡や港湾付近において潮流観測を実施し、その情報を潮流図や海図及びインターネットなどにより提供しています。
これらは船舶の交通安全だけでなくマリンレジャーや海洋環境保全などにも用いられています。
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