平成15年10月29日
第五管区海上保安本部


鳴門海峡通行船舶は注意を
 

  第五管区海上保安本部では、鳴門海峡における海難を未然に防止するため、より精度の高い、きめ細かな情報の提供を目指して、平成14年度及び15年度の2ヶ年計画で、鳴門海峡の潮流観測を実施しています。
 このたび、中間報告として平成14年度の観測結果を取りまとめたところ、海峡北側及び南側の強流域における流れが、潮汐表に記載された予報点(鳴門海峡大橋中央部直下)と比較して、約1.1〜1.3倍強いものであることがわかりました。強い流れを観測した位置は 資料図 のとおりです。
 当本部では、この観測結果を「五管区水路通報」、「第五管区海上保安本部海洋情報部ホームページ」及び リーフレット 等により、一般船舶及び海事関係の方々にお知らせし、鳴門海峡を通行する船舶の安全を図ることとしました。
 なお、平成15年度においては、14年度に引き続き測量船「うずしお」搭載の多層超音波流速計による潮流観測、験潮器による1年間の潮汐観測等を実施し、潮流推算の精度向上を図ることとしています。

験潮器

 海面の昇降を自動記録させる機器
多層超音波流速計

 超音波を船底から発射し、海水中に浮遊する粒子等からの反射を利用し、海水の流れ(流向、流速)を測定する計器。ADCPともいう。

鳴門海峡の潮流推算値、海況の解説はこちら