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海域火山データベース

伊豆東部火山群
Izu-Tobu Volcano Group
最終更新日 2018.4.19

位置

緯度 経度 標高・水深 点名 出典
34° 59.6'N 139° 07.8'E -81m 手石海丘(最浅部) 1989年海上保安庁測量 世界測地系
34° 54' 11''N 139° 05' 41''E 580m 大室山 日本活火山総覧 第4版 世界測地系

火山の概要
(日本周辺海域火山通覧より)

伊豆東部火山群(手石海丘)
概位35°00'N 139°08'E 海図W1078 海の基本図63621
伊豆半島東部地域に密集する玄武岩~デイサイト質の多数の砕屑丘,溶岩流,溶岩円頂丘などと,その東方海域に密集する多数の海底火山からなる火山群.伊豆半島東方海域では,過去度々群発地震が発生し,1989年には群発地震,微動とともに伊東市沖の手石海丘(34°59.6'N,139°07.8'E)で海底火山噴火があった.これは,伊豆東部火山群として有史以来初めての噴火である. 水路部測量船「拓洋」による手石海丘の噴火の観測では,水柱が断続的に上がり,その高さは最大で海面から113mに達した. 手石海丘は,この噴火で誕生した新しい火山で,直径450m,高さ約10m,最浅地点の水深81m,火口の直径約200m,火口の最深水深122mのマールである.
日本火山学会発行第四紀火山カタログより 火山名が完全に一致する場合のみ表示
火山名 概要 火山地形 年代
伊豆東部火山群 溶岩+火砕流+降下テフラ+ラハール溶岩+降下テフラ 陸上部分の火山75個 海底部分の火山51個 PC+LD+MA+LF+PF+SL 陸上の単成火山は15万年前から現在(14枚の外来テフラとの層位関係より推定).
1989年7月伊東市沖で海底噴火,手石海丘形成
火山地形略記号の説明
LF:溶岩流 SC:火砕丘 CA:カルデラ SC:成層火山(急斜面) SL:成層火山(緩斜面) LC:溶岩丘 LD:溶岩ドーム MA:マール PF:火砕流台地 MK:火山岩頚 RP:火山性裾野・扇状地

有史以来の概略活動記録

日本周辺海域火山通覧及び海域火山データベース活動記録より抜粋
火山名 年月日 活動記録
伊豆東部火山群(手石海丘) 1870年(明治3年) 地震群発
伊豆東部火山群(手石海丘) 1930年(昭和5年) 地震群発(伊東沖)
伊豆東部火山群(手石海丘) 1978(昭和53年)~1989年(平成元年) しばしば地震群発
伊豆東部火山群(手石海丘) 1989年(平成元年)6月30日 群発地震開始
伊豆東部火山群(手石海丘) 1989年(平成元年)7月11日 微動
伊豆東部火山群(手石海丘) 1989年(平成元年)7月13日 伊東沖の手石海丘で海底噴火
伊豆東部火山群(手石海丘) 1993年(平成5年)5月 地震群発.以後ほぼ毎年地震群発

画像コンテンツ

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海底地形図 鳥瞰図1 鳥瞰図2

火山活動写真

海上保安庁撮影の写真は出典を明記してご利用ください.

1989年噴火の火山活動写真

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記事 写真1 写真2 写真3 写真4 写真5
1989年7月13日 18:39頃

測量中に噴火活動に遭遇.

18:39:57 2回目噴火
持続時間 約25秒間
最大高約18m 幅約51m

海上保安庁撮影

2回目噴火 1
噴火の衝撃による白波
【8.32MB】

2回目噴火 2

【8.27MB】

2回目噴火 3
18:39:57撮影
【8.22MB】

2回目 4

【7.97MB】

2回目噴火 5

【8.36MB】
1989年7月13日 18:40頃

測量中に噴火活動に遭遇.

18:40:40 3回目噴火
持続時間 約15秒間

海上保安庁撮影

2回目噴火 6

【8.22MB】

2回目噴火 7

【6.96MB】

2回目噴火 8

【8.09MB】

2回目噴火 9

【7.96MB】

3回目噴火 1
18:40:40撮影
【7.13MB】
1989年7月13日
18:41頃及び18:43頃

測量中に噴火活動に遭遇.

18:41:25 4回目噴火
持続時間 約25秒間
最大高約113m 幅約231m

18:43:37 5回目噴火
持続時間 約20秒間
最大高約36m 幅約92m

海上保安庁撮影

3回目噴火 2

【7.87MB】

4回目噴火 1
18:41:28撮影
【7.61MB】

4回目噴火 2
18:41:30撮影
【7.38MB】

4回目噴火 3
18:41:37撮影
【7.79MB】

5回目噴火
18:43:40撮影
【9.02MB】

火山活動動画

動画1 動画2 動画3
1989年7月13日

手石海丘の海底噴火
ウォータードーム・噴煙柱が現れる
海上保安庁 撮影
1989年7月13日

測量船「拓洋」から見た手石海丘

海上保安庁 撮影
1989年7月13日

噴煙が崩壊後、ベースサージ発生

海上保安庁 撮影

「伊豆東部火山群」活動記録

年月日 時間 記事 観測機関
2018/ 3/ 3 11:19-11:24 手石海丘付近に変色水域等の特異事象は認めず。伊豆熱川の海岸線に幅200m、長さ100mで薄い褐色の変色水域が分布していた。 海上保安庁
2017/ 6/27 11:35-11:44 手石海丘付近に変色水域等の特異事象は認めず.伊豆熱川の海岸線に幅100~200m、長さ50~100mで薄い褐色の変色水域を認めた. 海上保安庁
2017/ 3/14 11:02-11:08 手石海丘付近に変色水域等の特異事象は認めず.伊豆熱川の海岸線に幅約100m、長さ約500mで薄黄緑色の変色水域を認めた. 海上保安庁
2016/12/24 11:28-11:43 手石海丘付近に変色水域等の特異事象は認めず.伊豆熱川の海岸線に幅約200m、長さ約1,500mで薄黄緑色の変色水域を認めた. 海上保安庁
2016/ 3/ 4 10:10-10:20 手石海丘付近及び熱川付近に変色水域等の特異事象は認めず.片瀬では、白田川河口の北北東約500m付近から海岸線に沿って南方向へ長さ約1.5km、幅約200mで帯状の茶褐色の変色水域を認めた. 海上保安庁
2014/10/17 11:34-11:40 手石海丘付近に変色水域等の特異事象は認めず.片瀬地区北側の海岸線に沿って、幅約100mで黄緑色の変色水域を認めた. 海上保安庁
2013/ 3/25 16:30-16:40 変色水を認めず. 海上保安庁
2012/ 8/26 15:37-15:40 変色水を認めず。 海上保安庁
2012/ 3/ 8 11:08-11:23 変色水を認めず。 海上保安庁
2011/11/17 15:10-15:15 変色水を認めず。 海上保安庁
2011/ 2/ 7 11:10-11:15 変色水を認めず。 海上保安庁
2009/12/25 15:05-15:09 変色水を認めず。 海上保安庁
2009/ 3/19 16:10-16:11 変色水を認めず。 海上保安庁
2008/ 7/21 13:33-13:35 変色水を認めず。 海上保安庁
2008/ 2/13 13:18 変色水を認めず。 海上保安庁
2007/ 7/100 10:48-10:49 変色水を認めず。 海上保安庁
2007/ 1/24 11:16-11:17 変色水を認めず。 海上保安庁
2005/ 3/ 8 10:01-10:04 変色水を認めず。 海上保安庁
2004/10/25 11:13-11:14 変色水を認めず。 海上保安庁
2003/ 3/10   変色水域等は認められなかった。 海上保安庁
1995/10/ 7   10/6~7まで自航式ブイ「マンボウ」を使用して震源域の海底地形調査を実施したが、海底地形に特異な変化は認められなかった.
※9月下旬から10月上旬にかけて伊豆半島東方沖で群発地震が発生した。
海上保安庁
1995/ 9/29   変色水等の異常を認めず.
※9/11から9月下旬にかけて伊豆半島東方沖で群発地震が発生した。
海上保安庁

鳥瞰図および平面図作成に使用したデータのうち、陸域部分のデータについては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第159号)