海上保安庁総合職職員採用情報

バラエティ豊かな仕事


H21入庁(9年目)
内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局(出向中)

海洋科学部 海洋環境学科
採用区分:農学IV

「大臣会見準備中」


 9年間で6回。
 何の数字かといえば、入庁してからの異動の回数です。その多さにギョッとした方もいるかもしれません。
 これまでの異動を繰り返す中で、想像もしていなかったようなバラエティ豊かな仕事を経験することができました。 「一人の職員」が多様な経験を積めるということが海洋情報部の大きな特徴であり、魅力だと思います。

 例えば、データ解析の仕事。
 海象を扱う部署で、船舶や衛星情報から得られる水温や流れなどのデータとシミュレーション値から、 黒潮をはじめとする日本近海の海流の流路を解析し、インターネットで公開していました。 日々、サーバーやデータベース、ソフトのメンテナンスが欠かせないことから、海象に関する知識のほか、プログラミングも学ぶことができました。

 例えば、国際会議の仕事。
 海洋情報を世界で交換する枠組みを担当していたときのこと。 着任後、すぐに海外出張へ行くことになりました。入庁して初めての海外出張。 幸いにも他省庁等の方と一緒でしたが、海上保安庁からは一人、タイでの会議へ参加してきました。 そこでは、ある意味、会議よりも辛いとも言われるコーヒーブレークを経験し(会議は事前準備ができますが、技術用語が飛び交う雑談は大変です)、何とか出張を終えました。

 今は、広報の仕事。
 海洋情報部から内閣官房のオリンピック・パラリンピック推進事務局に出向し、東京オリパラ大会に向け、広報・報道の仕事をしています。 ここでは、オリパラ担当大臣の定例記者会見や視察の取材がスムーズに行われるように事前準備や当日の司会等をしています。

 海洋情報部は技術分野の仕事が多いイメージがあったかもしれませんが、出向や留学等も含め、実は様々な仕事があります。 幅広い経験をしてみたいという方、お待ちしています!


※本記事はH29年度時点のものです。