海域火山データベース
霧島山
Kirishimayama
最終更新日 2024.2.9
位置
31°56'03''N
130°51'42''E
1,700m
韓国岳(三角点・西霧島山)
日本活火山総覧(第4版)
31°54'34''N
130°53'11''E
1,421m
新燃岳(三角点・新燃)
日本活火山総覧(第4版)
31°53'11''N
130°55'08''E
1,573m
高千穂峰(三角点)
日本活火山総覧(第4版)
火山の概要
(日本活火山総覧より)
霧島山
概位
海図
-
海の基本図
-
霧島山は、宮崎・鹿児島県境に位置する加久藤(かくとう)カルデラの南縁部に生じた玄武岩・安山岩
からなる小型の成層火山・火砕丘等であり、20 を超える火山体が識別できる。成層火山としては甑岳、
新燃(しんもえ)岳、中岳、大幡山、御鉢、高千穂峰などがあり、火砕丘としては韓国岳、大浪池などが
ある。御池はマールである。山体の大きさに比べて大きな火口をもつ火山が多い。また、大浪池、大幡
池、御池、六観音池など多くの火口湖がある。有史以降の活動は、主に御鉢と新燃岳で噴火を繰り返し
てきた。御鉢は霧島火山中、最も活動的な火山であるが、1923(大正12)年の噴火以降は噴火の記録はな
い。新燃岳では2008 年から2010 年にかけ小規模な噴火が続き、2011 年に本格的なマグマ噴火が発生し
た。霧島山の南西側山腹には温泉・地熱地帯が存在し、かつてえびの高原の硫黄山では噴気活動が活発
であった。構成岩石のSiO2 量は49.6~66.9 wt.% である。
写真
海上保安庁が撮影した写真については出所明記でお願いします.
2020/9/29 10:51
新燃岳火口
第十管区海上保安本部 撮影
2020/9/29 10:53
御鉢火口
第十管区海上保安本部 撮影
2020/9/29 10:46
韓国岳火口
第十管区海上保安本部 撮影
2011/9/5 15:05-15:15
新燃岳溶岩ドーム縁から白色噴煙
第十管区海上保安本部 撮影
2011/6/9 13:55-14:10
新燃岳溶岩ドーム縁から白色噴煙
第十管区海上保安本部 撮影
2008/2/5 10:05
御鉢、新燃岳に噴煙認めず
海上保安庁 撮影
2007/12/2 13:58
御鉢火口を見る
海上保安庁 撮影
2007/11/30 10:07
新燃岳火口を西南西方から見る
海上保安庁 撮影
2003/10/20
御鉢火口を北西から見る
海上保安庁 撮影
2003/10/20
御鉢(手前)及び高千穂峰を南西から見る
海上保安庁 撮影
2003/10/20
新燃岳を西方から見る。手前の丘の割れ目から水蒸気が出ている。火口底には水溜りがある。
海上保安庁 撮影
2003/10/20
韓国岳を北東から見る
海上保安庁 撮影
2003/10/20
御鉢火口を見る
海上保安庁 撮影
「霧島山」活動記録
鳥瞰図および平面図作成に使用したデータのうち、陸域部分のデータについては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第159号)