防災と海洋環境保全

   地震・火山噴火等の自然災害や、船舶の乗揚げ等による油、有害液体物質の流出といった事故災害などの海上における災害によって発生する被害を最小限に抑えるため、また、海洋環境の変化を的確に把握するためには継続的に観測・調査する必要があります。
   海上保安庁は、プレート境界域における海溝型巨大地震の発生メカニズム解明のための海底地殻変動観測、船舶の航行安全と火山基礎情報の整備のための海域火山調査等、防災に資する調査を行っています。また、海水や海底堆積物を採取し、汚染物質や放射性物質の調査を継続的に行い、広く情報提供を行っています。

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