さらなる海洋立国の実現に向けた努力
四方を海に囲まれる世界有数の海洋国家である我が国にとって、国際的協調の下に、海洋の平和的かつ積極的な開発、利用と海洋環境の保全とが調和した新たな海洋立国を実現することは非常に重要です。
海上保安庁は、海洋に関する諸施策を総合的かつ計画的に推進することを目的として制定された「海洋基本法」に基づき、海洋立国の実現に向け、海洋状況把握（MDA）の能力強化や国際協力の推進にも取り組んでいます。
国際活動
我が国は、国際水路機関（IHO）に加盟し、各種国際会議に積極的に参加し水路分野に関する世界的な統一基準の策定に寄与するとともに、各国と水路データ・情報などの交換を実施するなど世界的な協力関係を構築しています。
さらに、海外技術協力として毎年開発途上国の水路技術者を受け入れ、各種研修を実施し技術移転を行うとともに、開発途上国からの要請に応じて専門家を派遣し、各国の水路業務の発展に貢献しています。
海の研究
航海の安全・効率，海洋の環境保全，防災に資するため，人工衛星や超音波などの高度な技術を利用した測量・観測技術の開発や海況及び海底地形などの調査研究を実施しています。
海洋情報部研究報告
- 研究報告
- 技報（2010年から研究報告に統合）
観測報告
- 海洋汚染調査報告 海洋汚染調査の成果
- 放射能調査報告書 放射能調査の成果
- 天文測地編
星食観測結果、重力測定結果、地磁気測定結果の成果 - 衛星測地編
レーザー光線を用いた人工衛星の測距観測結果、ＧＰＳを用いた離島等の測地成果 - 八丈水路観測所地磁気観測年報
八丈水路観測所の地磁気観測の成果
日本周辺海域等の海底地形名称
- 海底地形名称に関する検討会（JCUFN）について
- 海底地形名称の提案募集のお知らせ
日本海呼称について
日本海（Japan Sea）という呼称は、国際的に確立された唯一の呼称です。