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海域火山データベース

青ヶ島
Aogashima
最終更新日 2019.2.14

位置

緯度 経度 標高 点名 出典
32°27' 30''N 139°45' 33''E 423m 大凸部(三角点 青ヶ島) 日本活火山総覧(第4版)

火山の概要
日本周辺海域火山通覧より

青ヶ島
概位32°27′N 139°46′E 海図W1071 海の基本図64225 / 64225-s
青ヶ島は東京の南方360kmに位置する火山島である.山体の最高点は大凸部(32°27.5′N,139°45.5′E,423m)であり,島の南部に計1.5kmのカルデラとその中央に中央火口丘である丸山を持つ.カルデラ外輪山は玄武岩(SiO2 51~52%),中央火口丘は安山岩(SiO2 61~62%)から成る.島の北端及びカルデラ内の数カ所に噴気孔.黒埼海岸には海中温泉の湧出がある. 海底部分を含めた青ヶ島火山全体は水深1,200m~1,400mまで延びており,北北西-南南東の方向性を持つ.海底部にはこの走向に平行していくつもの側火山体が認められる.青ヶ島火山の東方には,第2青ヶ島海丘と第3青ヶ島海丘を外輪山に持つ東青ヶ島カルデラがある. 青ヶ島付近に分布する磁気の正異常域は,山体斜面を超えてさらに南側にまで延びている.この方向に沿ってマグマの貫入活動の存在が推察される.

日本火山学会発行第四紀火山カタログより 火山名が完全に一致する場合のみ表示
火山名 概要 火山地形 年代
青ヶ島 溶岩+火砕流+降下テフラ+岩なだれ SL+Ca
(池之沢火口 1.7km×1.5km)
1652年 噴煙(八丈島年代記) 1670年よりおよそ10年間,大池より火山灰噴出(南方海島志)
1780年7月18-25日 地震群発,8月15日大池・小池の水位,水温上昇.
1781年5月3-4日地震群発.5月4日降灰. 1783年4月10-11日地震群発,火山礫,スコリア,火山灰降下,全家屋63戸焼失.池之沢火口内に丸山火砕丘の形成.
1785年4月18日火口原から火砕物,溶岩噴出.5月末まで続く.327人のうち130-140人死亡,他の住人は八丈島へ避難(青ヶ島諸覚ほか).
火山地形略記号の説明
LF:溶岩流 PC:火砕丘 Ca:カルデラ SC:成層火山(急斜面) SL:成層火山(緩斜面) LC:溶岩丘 LD:溶岩ドーム Ma:マール PF:火砕流台地 MK:火山岩頚 RP:火山性裾野・扇状地

有史以来の概略活動記録

日本周辺海域火山通覧(第4版)より抜粋
火山名 年月日 活動記録
青ヶ島 1652年(承応元年) 噴煙.
青ヶ島 1780~1783年(安永9~元明3年) 噴火.
青ヶ島 1785年(天明3年) 噴火.4月18日火口原から噴煙.赤熱噴石,泥土噴出.5月頃まで続く.327人の居住者のうち130~140名が死亡と推定.残りは八丈島に避難し,以後50余年無人島となる.

画像コンテンツ

掲載している資料は、出典を明記してご利用ください.
海底地形図 鳥瞰図1 鳥瞰図2 地質構造図

火山活動写真

海上保安庁撮影の写真は出典を明記してご利用ください.
青ヶ島
2013/ 7/ 8


青ヶ島北端黒埼付近
熱計測結果
海上保安庁 撮影
2013/ 7/ 1 10:19


黒埼付近の変色水域

海上保安庁 撮影
2012/ 8/26 12:34


黒埼付近の変色水域

海上保安庁 撮影
2012/8/26 12:32


青ヶ島南東の円形変色水域

海上保安庁 撮影
2012/ 3/ 8 12:44


三宝港付近の変色水域

海上保安庁 撮影

写真

海上保安庁が撮影した写真は、出典を明記してご使用ください.
青ヶ島
2011/11/17 14:19

青ヶ島全景 南南西側

海上保安庁 撮影
2011/11/15 11:36

青ヶ島全景 南東側

海上保安庁 撮影
2016/3/4 12:25

青ヶ島全景 北西側

海上保安庁 撮影
2002/9/5

青ヶ島全景 垂直写真

海上保安庁 撮影
2011/11/17 14:23

三宝港

海上保安庁 撮影

「青ヶ島」活動記録

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鳥瞰図および平面図作成に使用したデータのうち、陸域部分のデータについては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである.(承認番号 平15総使、第159号)