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海域火山データベース

須美寿島
Sumisujima
(Smith Rocks)
最終更新日 2019.2.14

位置

緯度 経度 標高・水深 点名 出典
31°26' 23''N 140° 03' 02''E 136m 標高点・独自に計測 日本活火山総覧(第4版)

火山の概要
(日本周辺海域火山通覧より)

須美寿島・白根
概位31°26'N 140°03'E 海図W81 海の基本図65272 65272-s
須美寿島は東京の南方約480kmにある高さ136mの突岩(31°26.2′N,140°02.8′E)で,波食により削り残された岩体である.本島の北側には北西-南東を長軸とする径10kmのスミスカルデラ(最深部969m)があり,最大で35°の急斜面を有する.スミスカルデラ外部の山麓には,スランプによると推測される波長1~2kmの同心円状の畝地形が発達している.スミスカルデラ中央部には比高約200m,頂部水深795mの小さな中央火口丘がある.スミスカルデラ東部,須美寿島北北東7km にある白根(水深7.7m)と呼ばれる礁(複輝石ガラス質安山岩)は底径約2.5km の円錐形の火山であり,スミスカルデラの形成後に形成された後カルデラ火山の1つである.1870年の噴火記録はこの火山によるものと考えられる.須美寿島(カンラン石玄武岩)はスミスカルデラの南側にあり,スミスカルデラから南北に延びる約5km×2km の高まりの頂部であるが,この高まりは北部をスミスカルデラに切られていることから,スミスカルデラ形成以前の山体であると考えられる.大陸棚相当面が発達していることから,スミスカルデラの形成は少なくとも約2万年前より古いことが分かる.須美寿島北西(水深218m)から採取された玄武岩の組成はSiO2 50.4%,Na2O 2.47%, K2O 0.23% である.
第3須美寿海丘
概位31°16'N  140°03'E 海図 - 海の基本図 -
須美寿の南約20kmにある水深269mの海丘.七島-硫黄島海嶺頂部の1つ.比高800~1,000m.海丘の頂部に凹地形.

有史以来の概略活動記録

(日本周辺海域火山通覧及び海域火山データベース活動記録より抜粋)
火山名 年月日 活動記録
須美寿島 1870年(明治3年) 海底噴火.須美寿島北北東約5マイルで噴火.小島出現(高さ約13m,長径33m).
須美寿島 1916年(大正15年)6月21日 噴火.須美寿島の西端の海底で爆発と黒煙.
須美寿島 1974年(昭和49年)7月6日 須美寿島北に変色水と硫黄臭.
須美寿島 1992年(平成4年)10月7日 白根で黄色変色水と硫黄臭の情報.
須美寿島 1994年(平成6年)1月,7月 須美寿島の東及び北側に薄い変色水.

画像コンテンツ

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海底地形図 鳥瞰図1 鳥瞰図2 地質構造図
  

活動写真

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須美寿島
2012/03/08
13:17-13:23

南端から西方へ薄青色の変色水
海上保安庁 撮影
2005/03/08
13:52-14:02

島の南端から東へ延びる変色水
海上保安庁 撮影

斜め・垂直写真

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2003/11/04 13:15 2002/09/04 12:55


須美寿島全景
海上保安庁 撮影



海上保安庁 撮影

「須美寿島」活動記録

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「白根」活動記録

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鳥瞰図および平面図作成に使用したデータのうち、陸域部分のデータについては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第159号)