海域火山データベース
噴火浅根
Funka Asane
位置
25°27.3'N
141°14.3'E
-14m
噴火浅根
海の基本図 65593 世界測地系
火山の概要
(日本周辺海域火山通覧より)
北硫黄島及び噴火浅根
概位 25°27.3'N 141°14.3'E
海図 W50 W86
海の基本図 65593 65593-s
北硫黄島は東京の南方約1,130kmに位置する火山列島最北の島で,中央部を南北に連なる山峰があり最高頂は南部の榊ヶ峰(標高802m).
山頂付近に噴火口はなく島での噴火の記録はない.
侵食の進んだ玄武岩の成層火山.周辺海域から普通輝石ピジョン輝石安山岩,カンラン石斜方輝石玄武岩等が採取されている.
北硫黄島の西側にはほぼ円形のカルデラ状の凹地が存在し,北硫黄島はカルデラ形成以前の山体である可能性がある.
このカルデラの西側には水深100~160mの平坦面が拡がっており,最終氷期に形成された島棚であると考えられる.
カルデラの中には,後カルデラ火山として北硫黄島の北ノ岬の西方約5kmに噴火浅根(最浅水深14m)があり,1880年に噴火の記録がある.
有史以来の概略活動記録
(日本周辺海域火山通覧及び海域火山データベース活動記録より抜粋)
北硫黄島
1930~1968年 (昭和5~43年)
海底噴火.この間しばしば噴火があった模様で,火炎,噴煙,硫黄,泥土,水柱等の噴出.その後現在までしばしば変色水が観測される.
北硫黄島
1880年(明治13年)
海底噴火.海中から泥土,灰を伴う火炎を噴出.
画像コンテンツ
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海底地形図
鳥瞰図1
鳥瞰図2
地質構造図
写真
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噴火浅根
2023/6/14 13:25
噴火浅根の変色水 海上保安庁 撮影
説明図
2023/5/11 13:35
噴火浅根の変色水及び浅所 海上保安庁 撮影
説明図
2023/5/11 13:33
噴火浅根の変色水 海上保安庁 撮影
2022/6/17 14:07
北硫黄島と噴火浅根 海上保安庁 撮影
説明図
2022/5/16 14:05
北硫黄島と噴火浅根 海上保安庁 撮影
2022/4/18 14:00
噴火浅根の頂部 海上保安庁 撮影
2022/4/18 13:59
北硫黄島と噴火浅根 海上保安庁 撮影
2022/3/29 13:39
北硫黄島と噴火浅根 海上保安庁 撮影
2021/8/5 13:30
変色水域及び浅所 海上保安庁 撮影
説明図
2018/7/18 14:19
浅所 海上保安庁 撮影
2018/7/18 14:19
浅所 海上保安庁 撮影
2012/3/8 12:47-12:53
気泡の湧出 海上保安庁 撮影
2011/11/16 11:53-12:03
気泡の湧出 海上保安庁 撮影
2007/10/17 13:13
気泡の湧出 海上保安庁 撮影
北硫黄島
2022/ 8/23 13:35
北硫黄島 東側~北側 海上保安庁 撮影
2022/ 8/23 13:35
北硫黄島 北側~西側 海上保安庁 撮影
2022/ 8/23 13:37
北硫黄島 南側 海上保安庁 撮影
2022/ 4/18 13:47
北硫黄島 西側 海上保安庁 撮影
2022/ 4/18 13:50
北硫黄島 北側 海上保安庁 撮影
2012/ 3/ 9 12:48
北硫黄島 南西側 海上保安庁 撮影
2012/ 3/ 9 12:49
北硫黄島 南側 海上保安庁 撮影
2012/ 3/ 9 12:49
北硫黄島 南南東側 海上保安庁 撮影
2012/ 3/ 9 12:50
北硫黄島 東側 海上保安庁 撮影
2012/ 3/ 9 12:51
北硫黄島 北西側 海上保安庁 撮影
「噴火浅根」活動記録
「北硫黄島」活動記録
鳥瞰図および平面図作成に使用したデータのうち、陸域部分のデータについては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第159号)
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