海域火山データベース
利島
Toshima
位置
34° 31' 13''N
139° 16' 45''E
508m
宮塚山
日本活火山総覧(第4版)
火山の概要
(日本周辺海域火山通覧より)
利島及び付近
概位
34°31'N 139°16'E
海図
W51
海の基本図
-
大島の南南西方約22kmにあり,やや円錐頂をした成層火山(安山岩)で,島頂は宮塚山(34°31.2'N,139°16.8'E,508m)である. 利島南東部に振幅1700ntを超えるダイポール型の強い地磁気異常があり塩基性岩体の貫入が推定される.利島の海面以上の山体部の平均的磁化強度は j=2.8 a/m.水深0~-200mの山体は j=12.0 a/m.利島の基底部は玄武岩質岩体から,山体部は硅長質の構成岩体からなると推定される.島付近に振幅400ntのダイポール型異常が見られる. なお,利島北西方4kmに,1987年「天洋」の測量によって発見された海底カルデラ地形がある.径5km,中央火口丘(水深260m,比高270m)をもつ.カルデラに対応して約300ntの地磁気異常がある.玄武岩質火山で80万±50万年(k-ar年代)以降,2万年前の形成と推定されている.
日本火山学会発行第四紀火山カタログより 火山名が完全に一致する場合のみ表示
火山地形略記号の説明
LF:溶岩流 PC:火砕丘 CA:カルデラ SC:成層火山(急斜面) SL:成層火山(緩斜面) LC:溶岩丘 LD:溶岩ドーム MA:マール PF:火砕流台地 MK:火山岩頚 RP:火山性裾野・扇状地
画像コンテンツ
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海底地形図1
海底地形図2
鳥瞰図1
鳥瞰図2
海底地形図
鳥瞰図1
鳥瞰図2
地磁気異常図
重力異常図
写真
海上保安庁が撮影した写真については出所明記でお願いします.
2019/1/30 12:43
利島
海上保安庁 撮影
垂直写真
海上保安庁が撮影した写真については出所明記でお願いします.
1999/11/29 13:40:06
利島全景
海上保安庁 撮影
1994/03/28 11:12:12
利島全景
海上保安庁 撮影
「利島」活動記録
鳥瞰図および平面図作成に使用したデータのうち、陸域部分のデータについては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第159号)