海域火山データベース
新島
Niijima
位置
34°20' 40''N
139°15' 23''E
283m
丹後山(新島)
日本周辺海域火山通覧(第4版)
34°23' 49''N
139°16' 13''E
432m
宮塚山(標高点)(新島)
日本活火山総覧(第4版)
火山の概要
(日本周辺海域火山通覧より)
鵜渡根島
概位 34°28'N 139°18'E
海図 W51
海の基本図 -
利島の南方約5kmにある成層火山(安山岩)の無人島(34°28.4'N,139°17.7'E,210m).
新島
概位 34°23'N 139°16'E
海図 W51
海の基本図 -
東京の南西方約150kmにある南北11kmの細長い火山島で,島頂は宮塚山(34°23.8’N,139°16.2′E,432m).南部と北部に流紋岩の溶岩円頂丘群があり,北端部には玄武岩の火山礫層がわずかに分布している.噴火すれば激烈で火砕流,泥流も生じやすい.新島は式根島,地内島と共に18km×12km の南北に伸びた楕円形状の高まりの上にのり,大室ダシ,神津島,銭州等とともに銭州海嶺を形成している.南部の丹後山(283m)に対応する振幅260nTのダイポール型磁気異常が認められる.磁気異常の振幅は弱く,珪長質の山体であることを反映している.新島近海では,1957年以降しばしば群発地震が観測されている.
式根島
概位 34°23'N 139°16'E
海図 W51
海の基本図 -
新島の西南約3kmにあり,伊豆諸島中,唯一の平低な島でその西部はやや高い頂(34°19.3'N,139°12.0'E,109m)の溶岩円頂丘(流紋岩)がある.磁気異常の分布は極めて平坦である.
日本火山学会発行第四紀火山カタログより 火山名が完全に一致する場合のみ表示
新島
溶岩+降下テフラ+火砕サージ少なくとも12個の流紋岩単成火山(火砕丘+溶岩円頂丘あるいは厚い溶岩流)および1個の玄武岩単成火山(火砕サージ堆積物)からなる
LD+LF+PC
数万年あるいは10万年前より噴火阿土山840年?,向山886年
火山地形略記号の説明
LF:溶岩流 PC:火砕丘 CA:カルデラ SC:成層火山(急斜面) SL:成層火山(緩斜面) LC:溶岩丘 LD:溶岩ドーム MA:マール PF:火砕流台地 MK:火山岩頚 RP:火山性裾野・扇状地
有史以来の概略活動記録
(日本周辺海域火山通覧及び海域火山データベース活動記録より抜粋)
新島
1988年(昭和63年)6月
島北部に変色水
新島
886年(仁和2年)
噴火.新たに1島生じたという.
画像コンテンツ
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海底地形図1
海底地形図2
鳥瞰図1
鳥瞰図2
海底地形図
鳥瞰図1
鳥瞰図2
写真
海上保安庁が撮影した写真については出所明記でお願いします.
2024/6/26 11:53
南方から撮影 海上保安庁 撮影
2024/6/26 11:56
間々下浦付近 海上保安庁 撮影
2024/6/26 11:57
式根島 海上保安庁 撮影
2019/1/30 12:50
新島南部 海上保安庁 撮影
2012/8/26 15:11
新島港 海上保安庁 撮影
2011/11/15 09:31
鼻戸埼付近 海上保安庁 撮影
2001/10/29 10:32-10:51
南側から撮影 海上保安庁 撮影
2000/10/30 10:55-11:00
南東方向から撮影 海上保安庁 撮影
1994/3/28 11:35
宮塚山付近 海上保安庁 撮影
「新島」活動記録
「式根島」活動記録
鳥瞰図および平面図作成に使用したデータのうち、陸域部分のデータについては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平15総使、第159号)
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