海氷の知識

海氷域の拡大・衰退
(オホーツク海)
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
 海氷用語の解説
 海氷[Sea ice/かいひょう]
  海氷の生成と
発達過程
 海水が凍結してできた氷。海上にある氷の総称。
 その移動性あるいは生成場所によって定着氷と流氷又は沿岸結氷と流氷に分けられる。さらに、発達過程、形態等により細分類されている。
  海氷の密接度 
10.海上航行に関係ある用語 [Terms relating to surface shipping]
  海氷用語の解説  ビセット [Beset]
 船が氷にとり囲まれ動けない状態。
 
 氷塞 [Ice-bound/ひょうそく]

 湾や入江などが氷のために船の航行が妨げられた時にいう。ただし、砕氷船の援助が可能なときには使用しない。
 
 ニップ [Rotten ice]

 氷が船を強く押しつけた状態で、氷にはさまれている船が損害を受けていなくてもニップを受けているという。
 
 圧迫氷 [Ice under pressure]

 変形作用が活発に行われている氷で、そのため航行の障害や危険が起こるおそれがある。
 
 難航氷域 [Difficult area]

 ある海域で航行が困難なきびしい氷の状態が卓越している氷域で、一般に船の大きさや機能などにより定性的に表現する。
 
 可航氷域 [Easy area]

 ある海域で航行が困難でない状態が卓越している氷域で、一般に船の大きさや機能などにより定性的に表現する。
     1.発達過程
     2.浮氷の形態
     3.氷の量
     4.流氷の運動作用
     5.変形作用
     6.氷域中の海水面
     7.氷の表面の特徴
     8.融解過程
     9.大気中の現象
    10.海上航行に関係
    のある用語
    11.その他
     海氷の写真・動画
  海氷用語等につきましては、1970年に世界気象機構(WMO)によって刊行された流氷用語集に拠っています(気象庁海氷用語 測候時報第42巻第7号別冊(昭和50年7月)及び気象庁海洋観測指針)。